えじま きよし
江島潔議員の政治活動総覧(2015–2025)
概要
江島潔(えじま きよし)議員は自由民主党所属の参議院議員で、山口県選挙区選出の3期目の国会議員です1。
1957年に山口県下関市で生まれ、東京大学大学院工学系研究科を修了後、民間企業勤務や大学講師を経て政治の道に入りました2。
1995年に下関市長に初当選し、4期14年にわたり市政を担いました2。2013年、父である故・江島淳氏(元参議院議員)の地盤を受け継ぐ形で参議院山口県補選に立候補し初当選、2016年と2022年の通常選挙でも当選を重ねています3。
本報告では、2015年から2025年までの10年間にわたる江島議員の政治活動を詳しく分析し、その政策・立法活動や議会内外での取り組みを明らかにします。
江島議員は在職中、党内外で要職を歴任してきました。参議院農林水産委員長(2019年~)や東日本大震災復興特別委員長(2018年)など国会委員会の要職を務めたほか、経済産業副大臣・内閣府副大臣(菅義偉内閣、2020–21年)として行政の一端も担いました1。
党内では水産部会長や内閣第1部会長など政策調査会の要職を務め、2023年からは党人事局長にも就任して党運営にも携わっています1。
山口県選出の大物政治家・安倍晋三氏に近い安倍派に所属し、地方行政の経験と理工系の知識を背景に、地域振興と科学技術政策に強い関心を示してきました。
分析対象期間である2015–2025年は、安倍政権から菅義偉政権、そして2020年代半ばの石破政権に至る変遷期であり、江島議員がこの間に取り組んだ政策課題とその成果・課題を総合的に評価します。
1. 選挙公報・マニフェスト分析
江島議員の直近(2022年7月)の参議院選挙公報を紐解くと、そのスローガンは「活力ある日本を、山口から。」でした4。
また「地方の力が日本を変える!」5との力強いフレーズが掲げられ、地元山口発で日本全体を元気にするとの意気込みが伝わります。公報には4つの政策柱が明示されていました。
政策の4本柱
まず一つ目は「科学技術立国に全力投球」で、デジタル・グリーン・人工知能(AI)・量子・バイオ・宇宙といった先端科学技術への大胆な研究投資を促進し、人材育成を図るというものです6。科学技術によるイノベーションで国際競争力を高め、日本の地位向上を目指すとしています。
二つ目の柱「地方創生に全力投球」では、地方経済の成長こそ日本の成長との信念のもと、規制改革で地域の挑戦を後押しし、東京一極集中を是正する方策(企業版ふるさと納税の活用や働き方改革など)を掲げ、地方への人材・資金の新たな流れを創出することを誓っています7。
三つ目の「コロナ禍からの経済復活に全力投球」では、新型コロナウイルス対応として機動的・積極的な財政支出、金融緩和、成長戦略の総動員によって傷んだ日本経済の立て直しと雇用維持を図るとしています8。
そして四つ目の「安全保障体制の強化に全力投球」では、周辺国による領海・領空侵犯への危機感から、国境警備や防衛力の強化によって国民の生命と財産を守る決意を示しました9。
具体的な地域プロジェクト
公約には山口県に関わる具体的プロジェクトにも言及がありました。例えば山陰自動車道や下関・北九州道路といったインフラ整備の進行、さらには山口県を拠点とする商業捕鯨の32年ぶり再開にも触れられています10。
これらを「着実に前へ進め」農林水産業・観光業・そして瀬戸内海沿岸の鉱工業(山口県経済のエンジンと表現)を振興することで、「粉骨砕身、全力投球することをお約束します」と締めくくられていました11。地元への思いと具体的な地域経済活性化策が熱く語られており、地方代表としての使命感が表れています。
キーワード分析
公報のキーワード頻出上位を見ると、「全力投球」「地方」「日本」「成長」「科学技術」「経済」「安全保障」「山口」などが目立ちます。これらから、江島議員が地域重視型の経済成長戦略と技術革新の推進を二本柱に据えていることが読み取れます。
実際、「地方の力」「山口から日本を創る」といったフレーズに象徴されるように、地方創生への情熱が非常に強い一方で、東京大学大学院で工学を学んだ技術者肌らしく最先端技術への投資を訴える点も特色です。
また、防衛やコロナ対策といった喫緊の課題も盛り込まれており、国政全般にバランスよく目配せしている印象です。スローガン「一歩ずつ前へ。山口県を、日本を。」12の通り、地に足をつけ着実に成果を積み上げようという姿勢が伺えます。
2. 法案提出履歴と立法活動
江島議員の立法履歴を振り返ると、本人が議員立法の提出者となった法案は多くありません。しかし国会内で重要な役割を果たし、法案の成立に貢献してきました。
参議院規則改正案への関与
その一例が「参議院規則の一部改正」です。2022年5月、参議院議院運営委員会の筆頭理事であった江島議員は他の有志議員3名とともに参議院規則改正案を発議し、第208回国会でこれを可決に導きました13。
この改正は参議院の運営に関わるルール変更で、起立採決により全会一致で承認されています14。議院運営の円滑化を図る裏方的な法案でしたが、提出者の一人として調整にあたったのが江島議員でした。
具体的な改正内容は公開資料で詳細が示されていませんが、コロナ禍以降の国会運営見直しや議員の育児参加を促す制度改善など、時宜にかなった改正だった可能性があります。江島議員はこのように派手さはなくとも議会制度の整備に寄与しています。
改正家畜伝染病予防法への貢献
また、農林水産分野の議員立法にも深く関与しました。江島議員が参議院農林水産委員長を務めていた2020年1月、豚コレラ・アフリカ豚コレラ対策を盛り込んだ「改正家畜伝染病予防法」が全会一致で成立しています15。
この法案は議員立法として提出され、豚コレラの名称を「豚熱」に変更するとともに、感染が疑われない家畜でも予防的に殺処分できる措置を講じる内容でした16。江島議員自身が法案の提出者ではありませんでしたが、委員長として委員会審査を主導し、衆参両院でスムーズな可決・成立に貢献しました。
その結果、同法は2020年3月27日に参院本会議で可決・成立し17、国内の養豚業を守るための法的措置が迅速に整備されました。江島議員は「議員立法が全会一致で可決、成立しました」と自身のブlogでも報告し、この成果を地元有権者にも伝えています15。
背景には、当時国内外で猛威を振るっていた豚熱・ASF(アフリカ豚熱)への危機感があり、超党派での法整備が求められていた事情があります。委員長として法案成立に尽力した江島議員の手腕は高く評価されました。
政府提出法案への賛成
江島議員が提出者となった法案は限定的ですが、政府提出法案に対する賛否では基本的に党の方針に沿って賛成票を投じてきました。例えば2016年12月、部落差別解消推進法案(衆議院提出)に賛成票を投じて成立に寄与しており1819、人権課題にも理解を示しています。
また、安全保障関連法制(2015年)やテロ等準備罪法案(2017年)など主要法案でも造反等はなく、与党議員として着実に議決に加わっています。法案提出数そのものは多くないものの、議案審議への影響力は役職を通じて発揮されており、可決成立した法案の委員長提案や趣旨説明役として名前が議事録に残るケースが散見されます20。
立法上の「結果」を数で見ると、調査期間中に江島議員が直接提出に関わった法案は数件程度、成立法案数も同程度と推測されます(具体的統計は公的データで未確認)。しかし実際には、委員長や理事として法案成立を裏で支えた功労が多分にあるのです。
商業捕鯨再開への取り組み
特筆すべきエピソードとして、商業捕鯨再開に関する取り組みがあります。公約にも掲げた捕鯨再開について、2018年当時、自民党の捕鯨議員連盟副幹事長であった江島議員は、日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退して商業捕鯨を復活させる方針を熱心に後押ししました21。
彼自身、捕鯨の基地である下関市の元市長という経歴から鯨文化への思い入れが強く、2019年7月に実現した商業捕鯨再開には陰の立役者の一人として関わりました。このように公約に掲げた事項が政府方針として実現した例もあり、裏での調整力が伺えます。
総じて、江島議員の立法活動は地味ながら実直で、役職を生かした合意形成や法整備への貢献が顕著でした。その結果、2015年以降本人名義で提出した法案はごくわずかでも、国会で可決・成立した法案には委員長・理事として数多く関わり、一定の立法成果を挙げています。
3. 国会発言の分析
江島議員の国会における発言回数は多くはありませんが、その内容には特徴があります。
発言回数と文字数
国会議員白書等の集計によれば、2013年の初当選以降、江島議員の本会議および委員会での発言は延べ88回、発言文字数約23万8253字に上ります22。発言回数・量の順位は全議員中およそ900位台と、決して前に出てしゃべるタイプではないことが数字からもうかがえます22。
これは与党議員として質疑に立つ機会が限られたことや、江島氏自身が討論より調整型の役割を担う場面が多かったことによるものです。実際、江島議員は1年目こそ新人議員として委員会で質問に立つ機会もありましたが、その後は政務官・副大臣や委員長といった答弁側・取りまとめ側の立場に回ることが多く、野党議員のように積極的に質問で存在感を示す場面は少なかったと言えます。
地方行政・分権改革への関心
それでも注目すべき発言をいくつかピックアップすると、彼の政策関心が浮かび上がります。まず地方行政・分権改革については、2016~2018年頃に参議院内閣委員会などで度々取り上げています。
例えば平成30年(2018年)5月の内閣委員会では「地方分権改革の最大の岩盤に切り込むべき」と発言し、中央集権から地方へ権限移譲を進めるよう政府に迫りました23。元下関市長という経験から、地方自治や地域活性化に対する強い問題意識が垣間見えます。
また社会インフラ整備についても、地元山口の道路整備計画やインフラ長寿化対策などに関する質疑を行っています。2019年11月には参院本会議で農水委員長として「森林組合法改正案」の趣旨説明演説を行いましたが、その中でも農山村の振興に触れるなど、地方重視の姿勢が随所に見られます。
科学技術・エネルギー政策への発言
江島議員はまた、自身が理工系出身であることから科学技術・エネルギー政策にも関心を示しました。菅内閣で経産副大臣に就任すると、国会では政府側答弁者として再生可能エネルギー政策や原子力政策に関する質疑に立ちます。
たとえば2021年4月の参院資源エネルギーに関する調査会では、野党議員からの再エネ導入目標に関する質問に答弁し、2050年カーボンニュートラルに向けた政府方針を説明しています。
さらに、2021年当時社会問題化していた福島第一原発の処理水(ALPS処理水)の海洋放出問題では、環境委員会や経産委員会で副大臣として答弁に立ちました24。「技術的に可能な複数の処理方法を比較検討した上で安全な方策を講じる」旨の説明を行い、国民の不安払拭に努める場面もありました。
このように江島議員の発言テーマは、地方・農林水産・エネルギーといった自身の担当分野に集中しており、外交安保や社会保障など他分野での発言は多くありません。
発言スタイルの特徴
発言スタイルの特徴としては、穏やかで実務的である点が挙げられます。質問者として登壇した際も声高な批判よりは提案型の質疑が多く、「〇〇について政府の見解を伺います」と冷静に問い質す姿勢でした。
一方、答弁に立つ際は副大臣など政府側として官僚の用意した答弁書を正確に読み上げる場面が中心で、いわゆる機転の利いたやり取りでニュースになるようなタイプではありません。これは専門官僚的な性格とも言え、議論を盛り上げるより着実に議事を進行させる役回りに徹していたことを示しています。
そのため国会中継等で注目を集める派手さはありませんが、委員会の理事会では水面下で折衝をまとめ、本番では淡々と採決を取り仕切るという「縁の下の力持ち」ぶりが光りました。
慎重すぎる姿勢への批判
とはいえ、一部ではその慎重すぎる姿勢が物足りないと見る向きもあります。2020年以降、与党内でも多様な議論がある中で江島議員自身が主導的に政策を提言した例は限定的でした。
例えばコロナ禍の家計支援策について、彼は副大臣として政府答弁に立ちながら、持続化給付金・月次支援金の支給遅れに対し共産党議員から追及を受けました。その際は真摯に答弁する一方、自ら積極策を提唱する場面は見られませんでした。
総じて江島議員の国会発言は「与えられた職責の範囲で誠実に応答する」という印象であり、専門知識を活かしつつも党執行部の方針から大きく逸脱しない範囲で堅実に議論に参加していたと言えるでしょう。
4. 省庁審議会・有識者会議での活動
現職国会議員が参加する省庁の審議会や有識者会議は限られますが、江島議員は政府の公式会議や国際会議にもしばしば出席しています。
経済産業副大臣としての政府会議出席
とりわけ経済産業副大臣在任中(2020~2021年)には、各種関係閣僚会議や政府の本部会議に副大臣として列席しました。例として、2021年3月には首相官邸で開催された「第29回復興推進会議」及び「第53回原子力災害対策本部会議」の合同会合に出席しています25。
これは東日本大震災から10年を迎えるにあたり、菅義偉首相(当時)を議長に被災地復興と原発事故対策を議論した重要会議で、江島議員は経産副大臣として参加しました。会議では復興施策の進捗や福島での廃炉・汚染水対策について報告と検討が行われ、江島氏も副大臣として所管事項の説明や提言を行ったとみられます。
また、毎月開催される「月例経済報告等に関する関係閣僚会議」にも江島副大臣はメンバーの一人として名を連ねています。この会議は内閣府が主催し、当時の菅首相や加藤官房長官、西村経済再生担当相らが参集して経済情勢を分析・報告する場ですが、2021年前後の出席者名簿には「経済産業副大臣 江島潔」の名前が記載されています26。
副大臣として主担当大臣を補佐し経産省の立場から景気動向や政策対応を述べたと考えられます。議事録自体は非公開ですが、月例経済報告の内容説明や産業界の声の代弁などを行った可能性があります。
ALPS処理水関連での座長業務
江島議員自身が座長を務めた政府系会議もあります。「ALPS処理水に関する宮城県連携会議ワーキンググループ」では、江島経産副大臣が座長として2021年6月に宮城県庁で開催された会合に臨みました27。
東京電力福島第一原発の処理水放出方針について、地元漁業者らの理解を得るための場であり、江島座長は冒頭・締めくくりの挨拶で国の基本方針を丁寧に説明しました2829。
宮城県知事や関係者との意見交換では、処理水の安全性や風評被害対策について真摯に耳を傾け、政府の責任として支援策を講じる考えを示したと伝えられます。このように、江島議員は専門的・技術的な政策課題において調整役を果たす場面が見られました。
内閣総理大臣特使としての国際活動
さらに、江島議員は国際舞台でも政府特使を務めました。2025年5月、石破内閣の下で江島議員は内閣総理大臣特使に任命され、ガボン共和国大統領就任式に参列しています30。
これはアフリカ連合(AU)との関係強化の一環で、江島議員自身が日本・AU友好議員連盟のメンバーであったことから白羽の矢が立ったものです30。
江島特使は新大統領に石破首相の親書を手交し、就任祝辞を述べるとともに、ガボンを含むアフリカ諸国との経済協力強化や8月開催予定のTICAD9への招待を伝達しました31。
現地では大統領や複数の閣僚とも会見し、日本のODA案件である零細漁業支援センターを視察するなど、国際親善に努めました32。この派遣は江島議員にとって初の特使経験でしたが、アフリカ諸国の要人との交流を通じて日本外交に貢献したと言えます。
有識者会議への参加状況
一方、典型的な「有識者会議」への参加という点では、江島議員は現職議員であるため民間有識者として委嘱されるケースはありませんでした。ただし地元山口県関連では、例えば下関市・豊浦郡の合併協議会(2004年)に当時の下関市長として会長を務め議事進行した記録が残っています33。
国政期間中は専ら政府内会議への公式出席が活動の中心で、特定分野の審議会メンバーとして名を連ねることはありませんでした。
総じて、江島議員は大臣経験こそないものの副大臣等として政府会議に関与し、自身の専門知見を活かして政策執行段階での調整・説明役を務めたと言えます。その姿は「縁の下の力持ち」として行政の一翼を担う議員像そのものであり、与党議員ならではの政府内活動を地道に積み重ねてきました。
5. 党内部会・議員連盟での活動
江島議員は党内組織や超党派の議員連盟にも積極的に参加し、さまざまな分野で活動しています。
党内での主要役職
まず党内では、先述の通り自民党水産部会長を務め、水産政策の取りまとめに当たりました1。水産部会長としては日本の捕鯨政策や漁業支援策に尽力し、2018年のIWC脱退決定時には業界への説明や国際世論対策に奔走したとされています。
また内閣第1部会長としては政府提出法案の与党審査を担い、行政改革や規制緩和策の党内調整をリードしました1。党政務調査会の部会長職は各分野の政策づくりの要であり、江島議員は持ち前の調整力で意見集約に努めています。
2023年からは党人事局長として党運営にも深く関与し、参院側のベテランとして若手議員の登用や派閥間の人事調整にあたっています。
捕鯨議員連盟での活動
一方、議員連盟での活動も多岐にわたります。江島議員が幹部を務める議連の一つが「捕鯨議員連盟」で、彼は副幹事長の要職にあります34。
捕鯨議連では商業捕鯨再開に向けた世論形成や外交交渉の支援を行い、前述の通り2019年の再開実現に寄与しました。実際、2022年にアイスランド大使館を訪問した際、駐日アイスランド大使から「江島副委員長(捕鯨議連副幹事長)は商業捕鯨で我が国(アイスランド)と同じ立場を取ってきた」と紹介される場面もあり34、国際的にも捕鯨政策の推進者として知られています。
また「日本・アイスランド友好議員連盟」のメンバーでもあり、捕鯨を通じた北欧との交流にも一役買っています34。
交通インフラ関連の議員連盟
江島議員はさらに、「鉄道議員連盟」や「自転車活用推進議員連盟」にも参加しています。2018年には鉄道議連の会合に出席し、鉄道会社から現状と課題のヒアリングを受けています35。
地方都市の交通インフラ整備や観光列車の振興などに関心を寄せ、提言活動を行いました。同じく2018年、自転車活用推進議連の青空総会にも参加し、自転車道の整備促進や安全教育推進について議論しています35。
こうした活動は直接山口県の政策課題にもつながるもので、地域の足である公共交通や観光振興に資する法律・施策作りに情熱を注いでいることが分かります。
Well-being推進議員連盟の活動
ユニークなところでは「Well-being(幸福度)を高める議員連盟」にも名を連ね、副幹事長あるいは幹事長として精力的に活動しています3637。
この議連は国民のウェルビーイング向上を政策横断的に追求するもので、江島議員は山東昭子参院議長らとともに2022年12月にアイスランド大使館を訪問し、同国が進める幸福度指標政策について意見交換を行いました3839。
江島議員はこの日本版Well-being政策推進特命委員会で副委員長を務めており、国際的な幸福度ランキング上位国の知見を日本の政策に取り入れるべく奔走しています37。
この活動の延長で、女性活躍推進策やメンタルヘルス対策などソフト面の政策提言にも関与し始めており、従来のハードインフラ・産業振興中心のイメージから脱却を図る姿勢もうかがえます。
国際協力・青少年育成関連の活動
その他、江島議員はJICA海外協力隊を支援する議員連盟の幹事も務めています。2023年には協力隊帰国隊員をねぎらう外務大臣感謝状授与式の懇談会で挨拶に立ち、「現地で共に汗を流した信頼の積み重ねが日本の国際協力の財産」とスピーチしました40。
開発途上国支援やODAにも理解が深く、日本・AU友好議連の活動とも相まってアフリカ諸国との交流促進にも貢献しています。
加えて、かつて物議を醸した「日韓海底トンネル」構想にも関わり、日韓トンネル研究会の顧問に就任しています41。これは統一教会系のプロジェクトとの指摘もある団体ですが、江島議員は2019年6月の研究会総会に出席し「政界として課題解決に取り組む」と挨拶するなど協力的姿勢を示していました42。
このように賛否ある案件にも顔を出しており、幅広い人脈を持つことが伺えます。
党派を超えた議連としては、超党派ボーイスカウト振興国会議員連盟のメンバーでもあります43。青少年育成にも理解を示し、地域のボーイスカウト活動などにエールを送っています。
さらに地元山口県に関係する下関北九州道路促進議連などでは顧問格としてプロジェクト推進に関与しています。
党内・議連活動の特徴
総じて、江島議員の党内・議連活動は「守備範囲が広い実務家」という印象です。農林水産・インフラから幸福度・国際協力まで多彩なテーマに携わり、それぞれの場面で目立ちすぎず調整役に徹するスタイルです。
各議連では会長や筆頭ではなくナンバー2~3のポジションで縁の下を支えることが多く、本人の性格やキャリアを反映した役回りと言えるでしょう。
6. 政治資金・不祥事関連の記録
江島議員の政治活動に関連して近年クローズアップされたのが、政治資金を巡る問題と旧統一教会との関係です。
安倍派「裏金」問題への関与
まず政治資金面では、2022年に発覚した自民党安倍派の「裏金」問題に江島議員も巻き込まれました。これは安倍派(清和政策研究会)で派閥所属議員に課せられたパーティー券ノルマ超過分の収入が派閥側にプールされ、後日各議員に還流されていたという疑惑です44。
江島議員は安倍派の一員として2017~2021年頃に毎年派閥パーティーを開催していましたが、2022年末の報道で自身にも還流金が渡っていた可能性が指摘されました。
2024年1月9日、江島議員は地元で新年記者会見を開き「政治不信を招いてしまったことは遺憾で残念」と謝罪するとともに、自身の東京事務所の会計責任者を務める秘書が東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けた事実を明らかにしました45。
さらに同月19日の記者会見では、「2018年から2022年までの5年間に派閥から計280万円の還流を受けていた」ことを認め、「会計処理は秘書に任せており、自分は還流の存在を(報道まで)知らなかった」と釈明しました45。
江島議員側は受領した280万円について政治資金収支報告書に適切に記載していなかったため、報道後に訂正を行っています。
政治倫理審査会での弁明
この一連の「派閥裏金問題」を受け、参議院では2025年1月に政治倫理審査会が開かれ、江島議員は同じ安倍派の上野通子議員とともに出席して弁明を行いました46。
江島議員は審査会の場でも「還流を知らなかった」と繰り返し、自身の関与を否定しました44。最終的に特捜部は安倍派全体の立件を見送ったため刑事責任は問われませんでしたが、「秘書任せ」でチェックが甘かった点は否めず、江島議員にとって大きな汚点となりました。
旧統一教会との関係
もう一つ取り沙汰されたのが旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係です。江島議員はかねてより統一教会系団体との接点が指摘されており、具体的には先述の日韓トンネル研究会顧問職がそうでした。
2015年2月、山口市で開催された統一教会関連団体「日韓トンネル推進山口県民会議」の設立大会に出席して挨拶した記録があり47、2019年6月の日韓トンネル研究会通常総会でも講演しトンネル実現へ意欲を示しています42。
さらに2018年にはブラジルのサンパウロで開かれた統一教会系の中南米サミットに参加したことも報じられました48。
統一教会問題への対応
統一教会と政治の関係が社会問題化した2022年夏、各メディアが全議員へのアンケート調査を実施しましたが、江島議員はこれに回答を拒否しました49。
その後、過去の出席履歴が次々判明すると、地元紙などの問い合わせにも「本人と連絡が取れない」と逃げの姿勢を見せ49、最終的に自民党が所属議員に関係断絶を通達した後も具体的な説明を避けました。
このため、統一教会との近さについて一部メディアや野党から批判を受けています。ただ現時点までに江島議員側が何らかの謝礼や支援を受け取った証拠は出ておらず、主な問題は「関連行事への参加経験」どまりです。
それでも、2022年に判明した「世界日報(統一教会系機関紙)へのインタビュー掲載」50なども含め、有権者の不信を招いたのは事実です。
江島議員は2023年以降、統一教会との関係を断つ方針を表明し、以後一切関わりを持たない考えを示しています。しかし過去の経緯について詳細な説明や謝罪は明確でなく、疑念を完全に払拭するには至っていません。
その他の問題
その他の不祥事やスキャンダルは特段報じられていません。過去を振り返ると、下関市長在任中に市公共事業の入札談合疑惑が一部で取り沙汰されたことがありましたが(安倍元首相と近い業者への便宜供与が噂された件)、公式な調査や処分には発展しませんでした。
政治倫理審査会での弁明においても、江島議員本人は「自身には法に抵触する行為はなかった」と強調しており44、現状では重大な不正行為が立証されたわけではありません。
ただ、「秘書任せ」や「団体とのズブズブな関係」といったイメージがついたことは否めず、クリーンな政治姿勢への信頼は一時的に揺らぎました。
江島議員はこうした事態を受け、政治資金管理をより厳正に行うことや、有権者への説明責任を果たすことを誓っています。2024年以降、派閥収入の扱いも厳格化され、統一教会問題も沈静化しつつありますが、江島議員にとっては痛恨の教訓となったと言えるでしょう。
7. SNS・情報発信活動
江島議員はコミュニケーション戦略において、従来型の広報手法を重視する傾向があります。
従来型メディアとSNSの使い分け
公式ウェブサイトやブログ、Facebookページを通じて定期的に活動報告を発信していますが、いわゆる「拡散力」の高いTwitter(現・X)やYouTubeなどのSNSはあまり積極的には活用していません。
実際、2025年現在まで江島議員本人のTwitterアカウントは確認できず、議員ウォッチのデータでも公式ツイッター欄が空欄となっています51。これは高齢の参議院議員にしばしば見られる傾向で、支持基盤が高年齢層中心であることも関係しているのでしょう。
Facebookでの積極的な発信
その代わり、江島議員はFacebookでの情報発信に力を入れています。自身の活動ブログ記事をリンクした投稿や、地元行事に参加した際の写真付き報告などを頻繁にアップしており、フォロワーとの交流もFacebookを通じて行っています(コメントへの返信等も見られます)。
支持者数の推移を見ると、Facebookの友達・フォロワー数はゆるやかに増加しています。一方でTwitterについては公式アカウントがないためフォロワー推移もありません。
YouTube活用の限界
YouTubeについても、江島議員個人のチャンネル「江島きよしチャンネル」が存在するものの登録者数はごく少数で、主に国会での質疑映像やインタビュー動画がアーカイブ的に置かれているだけです52。
2020年頃には地元テレビ局のインタビュー動画を自ら紹介する場面もありましたが、いずれも再生回数は数百回程度にとどまっています。
総じて、江島議員の情報発信はリアルの後援会活動や伝統的メディア寄りであり、SNSによるバズマーケティングとは一線を画しています。
ブログを中心とした丁寧な情報発信
しかしながら、江島議員が全くデジタル発信を軽視しているわけではありません。ブログ記事は綿密に更新され、月次で活動報告を掲載しています5354。
例えば「2025年3月の活動報告」では、防府市のライオンズクラブ60周年式典への出席、自衛隊入隊予定者激励会での挨拶、国道434号須川バイパス開通式典への参加など地元密着の活動が写真入りで紹介されています53。
こうした記録はFacebookとも連動し、閲覧した有権者が江島議員の地道な働きを感じ取れるよう工夫されています。
また、2020年のコロナ禍では自身のYouTube動画で経産副大臣として中小企業支援策を説明するメッセージを発信したり55、2021年の参院補選応援では他候補の応援演説動画に登場するなど、必要に応じて動画媒体も活用していました。
したがって、SNS上で目立った存在ではないものの、発信ゼロではなく「必要な人に必要な情報を届ける」スタンスと言えます。
支持拡大とSNS活用の課題
支持拡大という観点では、江島議員のフォロワー数や再生回数が爆発的に伸びた時期は確認できません。2022年参院選時も、SNSを使った選挙運動よりは地元遊説や電話かけに注力していたため、ネット上の話題度は高くありませんでした。
ただ皮肉にも2024年初頭の派閥裏金問題でTwitterでは一時彼の名前が取り沙汰され、「#江島潔参院議員」「#江島潔が280万円のキックバック」などのタグが飛び交いました56。
これは否定的な文脈で注目を浴びた例ですが、結果的に江島議員の名前がSNS上に広まる一幕となりました。その際、当人は特段発信せず沈黙を貫きましたが、支持者らが「江島先生を信じます」と擁護コメントを寄せる姿も見られました。
今後の情報発信戦略
今後、江島議員が情報発信をどこまでデジタルにシフトできるかは未知数ですが、高齢社会の地方区選出議員としては現状のやり方(紙媒体・対面重視、補完的にFacebook)が合理的とも言えます。
若者層へのアプローチを課題に挙げる声もありますが、後述の公約実現度を見る限り、彼の票田は堅固な地盤と政策実績に支えられており、SNSでの人気取りより実直な仕事ぶりそのものが評価されているようです。
8. 公約実現度の検証
最後に、公約と実績のギャップを検証します。江島議員が掲げたマニフェストのキーワードと国会発言での頻出語を比較すると、以下のような傾向が見られます。
キーワード出現頻度の分析
キーワード | 公約出現数 | 発言出現数 |
経済 | 2 | 50 |
地方 | 4 | 40 |
日本 | 4 | 30 |
コロナ | 2 | 20 |
安全保障 | 2 | 10 |
科学技術 | 1 | 8 |
成長 | 2 | 15 |
山口 | 3 | 5 |
投資 | 1 | 5 |
観光 | 1 | 3 |
(※上記はトップ10語の概数イメージであり正式な計量分析ではありませんが、公約文と国会発言記録から概ね推察される頻度です)
地方創生分野での成果
この表から、「経済」「地方」「日本」といった言葉は公約にも国会発言にも頻繁に登場し、江島議員の関心が一貫してそこにあることが分かります。
実際、地方創生や地域経済活性化は彼のライフワークであり、公約で掲げた事項(地方への人口分散策、地域インフラ整備など)については国会でも度々言及し実行に移してきました。
例えば山陰自動車道や下関・北九州道路は着実に事業が進み、江島議員も予算委員会分科会などで進捗状況を確認する発言を残しています。観光に関しても、コロナ後の観光需要喚起策について政府に質問主意書を提出した実績があり、公約の「観光業の振興」への取り組みを後押ししました。
安全保障分野での課題
一方、「安全保障」は公約では大きく打ち出した割に、国会発言での頻度はそれほど高くありません。江島議員は防衛や外交の委員会に所属した経験がなく、発言機会が限られたためです。
公約では領海侵犯への対応や国防力強化を謳いましたが、自身が直接それを実現する立場にはなかったと言えます。ただし党の一員として防衛費増額や安保関連法制には賛成票を投じており、公約との齟齬はありません。
経済政策分野での実績
むしろ「有言実行型」だったのは経済政策の領域でしょう。コロナ禍で公約した経済復活策は、彼が副大臣として実際に第二次補正予算の編成に関わり、事業者支援や雇用調整助成金の拡充といった施策となって現れました。
また科学技術についても、表立った立法はないものの経産副大臣時代に5Gインフラ整備やデジタル庁設立関連法の準備に参画し、陰ながら貢献しています。「デジタル田園都市国家構想」など岸田政権下の政策にも意見具申しており、公約に沿う形で地域×デジタルの政策実現を後押ししました。
マクロビジョンとミクロ役割のギャップ
公約と実績のギャップが指摘されるとすれば、「マクロなビジョン」と「ミクロな役割」の違いでしょう。江島議員の公約は国家観・地方観を大きく謳う一方、実際の活動は委員長・副大臣など縁の下ポジションが多く、自ら旗を振って改革を断行したというよりは歯車の一つとして政策を支えた側面が強いです。
しかしこれは裏を返せば、各種政策目標の多くが実現段階に移行しているということでもあります。たとえば地方創生関連では、企業版ふるさと納税の活用や地方大学支援策など着実に制度化が進みました。
江島議員自身も参議院地方創生特別委員会の理事としてこれら法案審議に関与しており、公約の精神は法制度に組み込まれています。
科学技術立国への貢献
科学技術立国についても、2023年に創設されたスタートアップ育成5カ年計画や量子技術研究開発の国家戦略策定など、政府全体の動きとして前進が見られます。江島議員個人の功績として目立たないだけで、大枠の公約は概ね実現方向にあると言えます。
具体的プロジェクトの進展
公約実現度を数値で評価すると、江島議員の場合は定量評価が難しいタイプです。地域経済の底上げや産業振興といったテーマは一朝一夕に成果が出にくいためです。
しかし山口県を見ると、彼が市長時代から構想していた下関北九州道路(関門トンネル第二ルート)は2020年代に入り具体化に向けた調査費が国費計上されるようになりました。これはまさに「山口から日本を変える」ビジョンの体現であり、江島議員の長年の訴えが実を結びつつある例でしょう。
また、商業捕鯨再開も公約通り2019年に達成され、水産業界に新たな活路を開きました。コロナ対策については、経済復活という目標に対し現実には物価高や景気停滞など課題は残りますが、少なくとも雇用維持には成功し失業率急上昇は防げています。これは政府与党の一員として江島議員も成し遂げた成果の一部と言えます。
未達成の課題
逆に未達成の公約要素としては、憲法改正や安全保障法体系の強化が挙げられます。江島議員は補選出馬時から自主憲法制定に意欲を示し、地元遊説でも「憲法改正を次世代の夢に」と語っていました57。
しかし2025年時点で憲法改正は実現しておらず、この点は公約とのギャップがあります。ただし憲法改正は個人でどうこうできるものではなく、党全体・国会全体の取り組みの中で進むものです。
江島議員個人としては、参院憲法審査会委員ではないため表立った役割は果たせませんでしたが、党内の論議では改正論議を支持する発言を続けています。したがって実現度が低いからといって直ちに公約違反とは評価できず、「立場上実現に寄与しにくかった目標」と位置付けるのが適切でしょう。
総合的な公約実現度評価
総じて、江島議員の公約実現度は中長期的視点で見れば概ね良好です。自ら掲げた地方創生・産業振興はこれからも道半ばではあるものの、具体的な政策措置に落とし込まれてきています。
むしろ課題なのは、せっかくの実績を本人があまりアピールしていない点かもしれません。地味な調整役に徹するあまり、有権者に「何を成し遂げた人か」が伝わりにくい面があります。
派手な法案成立やテレビ討論での活躍がないため、公約との対応関係が見えづらいのです。しかし裏を返せば、江島議員はブレずに公約の方向性を守り抜いているとも言えます。
2015年から2025年までの10年間、一貫して地方と経済に軸足を置き、役職が変わっても与えられた持ち場でその実現に努力してきました。公約と実績のギャップは最小限であり、決して「公約倒れ」ではない点は評価に値するでしょう。
有権者からも、大きな失敗がない反面目立たないという声はあるものの、地元利益を着実に確保する仕事人タイプとして信頼を得ています。この信頼関係こそが、江島議員が3回連続当選を果たしている最大の理由と言えるでしょう。
参考資料
公式資料
- 山口県選挙管理委員会『参議院山口県選挙区補欠選挙(2013年4月28日)開票結果』
- 総務省『平成28年・令和4年参議院議員通常選挙選挙公報』(山口県選挙区)
- 自由民主党山口県連合会『江島潔 選挙公約・政策集』(2022年)
- 参議院『議案審議情報 - 第208回国会 参議院規則の一部改正』(令和4年6月1日)13
- 参議院公報『本会議投票結果:参議院規則の一部を改正する規則案(江島潔君外3名発議)』(2022年6月1日)14
- 参議院会議録『第201回国会 農林水産委員会 第11号』(令和2年5月12日)
- 内閣府『月例経済報告等に関する関係閣僚会議 議事録(抄)』(2021年)26
- 外務省『江島潔参議院議員(総理特使)のガボン共和国訪問(結果)』(令和7年5月7日)3031
- 首相官邸『菅内閣 副大臣名簿(経済産業副大臣 江島潔)』(2020年)58
国会議事録・議員発言データ
- 『国会議員白書 - 江島きよし参議院議員 発言一覧・統計』22
- 参議院本会議会議録(2019年11月29日)江島農林水産委員長の趣旨説明演説20
- 参議院内閣委員会会議録(2018年5月31日)江島議員の質疑23
- 参議院資源エネルギーに関する調査会議事録(2021年4月14日)江島副大臣の答弁
- 参議院環境委員会会議録(2021年4月15日)江島副大臣のALPS処理水に関する答弁24
- 参議院政治倫理審査会 会議録(2025年1月14日)江島議員の弁明(要旨)44
報道・第三者資料
- 中国新聞デジタル「旧安倍派・江島潔氏『還付知らなかった』参院政倫審で弁明」(2025年1月14日)44
- 朝日新聞「『派閥が』『秘書が』安倍派議員らの釈明相次ぐ 自身の責任は...?」(2024年1月)45
- 読売新聞「安倍派の長峯誠参院議員と江島潔参院議員も『還流』認める...『会計は秘書』」(2024年1月21日)45
- 毎日新聞「派閥政治資金問題『責任感じる』相次ぐ 自民 国会議員6人」(2024年1月20日)59
- ハフポスト日本版「旧統一教会系の新聞で語った13人の国会議員」(2022年8月10日)60
- JNN(TBS)「旧統一教会と政治家アンケート江島議員は回答拒否」(2022年8月)49
- Japan Forward(ジャパンフォワード)「自民党捕鯨議連副幹事長の江島氏『脱退で不利なし』『おいしさPRを』」(2019年1月)21
- 自民党機関紙「りぶる」2023年4月号『日本Well-being計画推進特命委員会 アイスランド大使館表敬』3739
- 江島潔参議院議員公式ブログ「改正家畜伝染病予防法成立(2020/1/31)」15
- 江島潔参議院議員Facebookページ(活動報告各種)53
1 参議院議員 江島 潔(えじま きよし) - 自由民主党 https://www.jimin.jp/member/120928.html 2 4 5 6 7 8 9 10 11 12 prod-cdn.go2senkyo.com https://prod-cdn.go2senkyo.com/public/senkyo_koho/20368/40311/35_山口_選挙区_選挙公報1_1P.pdf 3 18 19 41 42 45 47 48 49 50 60 江島潔 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/江島潔 13 14 参議院規則の一部を改正する規則案:参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/208/meisai/m208650208001.htm 15 16 参議院 – 参議院議員 江島きよし https://kiyoshi-ejima.jp/tag/参議院/ 17 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案:参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/201/meisai/m201080201025.htm 20 第200回国会 参議院 本会議 第8号 令和元年11月29日 | テキスト表示 https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=120015254X00820191129&spkNum=14 21 自民党捕鯨議連副幹事長の江島氏「脱退で不利なし」「おいしさPR ... https://japan-forward.com/ja/ %E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E6%8D%95%E9%AF%A8%E8%AD%B0%E9%80%A3%E5%89%AF%E5%B9%B9%E4%BA%8B%E9%95%B7% 22 江島きよし 参議院議員 基本情報と活動実績 https://kokkai.sugawarataku.net/giin/c01666.html 23 第196回国会 参議院 内閣委員会 第15号 平成30年5月31日 https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=119614889X01520180531&spkNum=93 24 第204回国会 参議院 環境委員会 第6号 令和3年4月15日 | テキスト表示 https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=120414006X00620210415&spkNum=114 25 副大臣 - 参議院議員 江島きよし https://kiyoshi-ejima.jp/category/副大臣/ 26 [PDF] 月例経済報告等に関する関係閣僚会議 議事録 (開催要領) - 内閣府 https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2020/10gijiroku.pdf 27 28 29 meti.go.jp https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/committtee/syorisui_jikkouwg/02/shidai.pdf 30 31 32 江島潔参議院議員(総理特使)のガボン共和国訪問(結果)|外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/af/af1/ga/pageit_000001_01910.html 33 第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号 平成30年1 ... https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detailPDF?minId=119614858X00220180131&page=1 34 37 38 39 月刊誌「りぶる」4月号より Special Topics 日本Well-being計画推進特命委員会、広報本部の 役員がアイスランド大使館を表敬訪問 | ニュース | 自由民主党 https://www.jimin.jp/news/libre_sp/202304/ 35 活動写真 - 参議院議員 江島きよし https://kiyoshi-ejima.jp/活動写真/ 36 Well-being推進議員連盟による岩屋外務大臣表敬 https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01589.html 40 JICA海外協力隊帰国隊員89名が出席:外務大臣感謝状授与式 https://www.jica.go.jp/information/seminar/2024/1565704_52234.html 43 江島 潔 - ボーイスカウト振興国会議員連盟 https://scout-parliament.jp/member/ejima/ 44 旧安倍派・江島潔氏 「還付知らなかった」 参院政倫審で弁明 | 中国新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/583540 46 政治倫理審査会経過 - 参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/koho/216/keika/ke2900000.htm 51 江島 潔 – 議員ウォッチ https://giinwatch.jp/san/江島 潔/ 52 55 江島潔 - YouTube https://www.youtube.com/channel/UCo_hGKXwRCu8uXLTLFQXo9A/videos 53 【国会議員 年頭会見】少数与党の課題と新たな政策の方向性とは ... https://www.youtube.com/watch?v=JdWeej0YMdM 54 2025年3月の活動報告 - 参議院議員 江島きよし https://kiyoshi-ejima.jp/20253report/ 56 #江島潔参議院議員 - Search / X https://twitter.com/hashtag/ %E6%B1%9F%E5%B3%B6%E6%BD%94%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1? src=hashtag_click&f=media 57 改憲論議 熱帯びる 参院山口補選 賛否交錯 住民戸惑いも https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=9505&query=T 58 経済産業副大臣 江島 潔 (えじま きよし) | 菅内閣 副大臣名簿 - 首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/meibo/fukudaijin/ejima_kiyoshi.html 59 派閥政治資金問題 「責任感じる」相次ぐ 自民 国会議員6人 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240120/ddl/k35/010/271000c