ほんだ あきこ
本田顕子議員の政治活動総覧(2015–2025)
概要
本田顕子(ほんだ あきこ)は、1971年熊本県生まれの政治家で、薬剤師でもある¹。2019年の第25回参議院通常選挙で自由民主党から比例代表で初当選し、現在1期目の参議院議員を務めている²。
熊本県出身で、星薬科大学卒業後は医薬品卸会社や薬局勤務を経て、父で元参議院議員の本田良一の公設秘書を務めた経歴を持つ³。
政治家を志した背景には、熊本地震(2016年)で医薬品供給の責務を担った経験があり、「切れ目のない医療提供」の重要性を痛感したことがある⁴。その後、日本薬剤師連盟副会長や熊本県薬剤師会職員を歴任し、薬剤師の視点から政策提言する姿勢を貫いてきた⁴。
党派は自由民主党で、党内では参議院自民党副幹事長や女性局長代理など要職を歴任し、2024年11月には自由民主党女性局長(党女性局長)に就任した⁵。
在職中には厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官(2022年8月~)、さらには文部科学大臣政務官兼復興大臣政務官(2023年10月~)など政府の政務官も務めており、行政の一端も担った⁶⁷。
本レポートでは、2015年から2025年6月までの本田議員の政治活動を振り返り、その政策公約と実績、国会内外での活動の全体像を分析する。特に2019年の当選以降の動向に焦点を当て、直近の政治課題に対するスタンスや取り組みについても最新情報を織り交ぜながら評価することを目的とする。
1. 選挙公報・マニフェスト分析
本田顕子議員の直近の選挙公報(2019年参院選比例代表)を紐解くと、掲げられたスローガンは「人生100年時代を見据えたすべての世代のために 国民のいのちと暮らしを守る!」という力強いもので、社会保障と医療を軸に据えた政策が全面に打ち出されていた⁸⁹。
具体的な公約の柱は大きく6つに整理されており、その内容から本田議員の政策姿勢が浮かび上がる。
公約の6つの柱
1つ目の柱:安心して暮らせる社会をつくる
全世代型の社会保障制度の実現を掲げていた¹⁰。高齢者から子どもまで全ての世代を支える医療・年金・介護の充実が謳われ、特に医療費の膨張への対策に強い関心を示している。
2つ目の柱:住み慣れた場所で自分らしく暮らせる社会をつくる
医療や介護が必要になっても在宅で暮らし続けられる地域ケアの充実を公約した¹¹。これは本人が熊本地震の際に地域医療の重要性を痛感した経験と重なり、地域包括ケアシステムへの共感がうかがえる。
3つ目の柱:必要なくすりや機器を確実に提供して健康な生活を確保する
医薬品の安定供給と創薬力強化、セルフメディケーション推進が掲げられた¹²。薬剤師出身らしく、医療用医薬品の生産・流通の安定化や市民自身が薬を適切に活用できる環境づくりに言及している。
4つ目の柱:若者が希望を持てる社会をつくる
薬物乱用防止や心のケア体制整備など若者の健全育成に触れ¹³、
5つ目の柱:女性が何度でもチャレンジできる社会をつくる
女性特有の健康課題への対応や活躍機会創出を約束している¹⁴。
6つ目の柱:災害に強い安全な国をつくる
防災・減災対策の徹底が掲げられ、大規模自然災害への備え強化が訴えられた¹⁵。
公約の特徴と信条
以上のマニフェストから頻出するキーワードを抽出すると、「医療」「薬」「健康」「社会保障」「災害」「薬剤師」「介護」「若者」「女性」「地域」等が上位に並ぶと推測される。
実際、本田議員は「日本国民の健康を守る。日本の公衆衛生を守る。そのために薬剤師にはもっとできることがある」と述べており、自らの専門性を活かした公衆衛生・医療分野への強い情熱が感じられる¹⁶。
また「災害に強い国」「全世代型社会保障」といった言葉にも現れているように、高齢化や頻発する自然災害といった日本社会の構造的課題に正面から取り組む姿勢が示されている。
これらの公約から読み取れるのは、本田議員が医療・福祉の充実と防災を政治活動の軸に据え、弱者や地方にも目配りした「安心・安全の社会づくり」を信条としていることである。スローガンにある「いのちと暮らしを守る」という言葉通り、命を守る医療と生活を守る社会保障の両面にわたって具体策を提示している点に特徴がある。
2. 法案提出履歴と立法活動
議員立法の提出状況を調べると、本田議員自身が単独で提出者となった法案は確認できない。与党所属の1年生議員ということもあり、内閣提出法案の審議や党内議論で役割を果たすことに注力してきたとみられる。
しかし、立法活動に消極的というわけではなく、専門分野である医療・厚生行政に絡んで重要な法改正に深く関与してきた。
感染症危機管理体制の強化
その一つが、新型コロナウイルス禍の経験を踏まえた感染症危機管理体制の強化である。2023年4月、本田議員が所属していた参院内閣委員会で「新型インフルエンザ等対策特別措置法及び内閣法の一部改正案」の審議に携わった¹⁷。
この法案は感染症の全国的拡大時に迅速な指示・要請を可能とする権限の明確化や、内閣感染症危機管理統括庁という司令塔組織の新設を柱とするものだった¹⁷¹⁸。
本田議員は衆参の内閣委員会や厚生労働委員会の連合審査会に関与し、法律の趣旨が十分に生かされるよう緊張感を持って議論に臨んだと報告している¹⁹。
結果、この改正法は2023年4月21日に参院本会議で可決・成立し、政府の感染症対策の司令塔が整備される運びとなった¹⁷。この立法は、公衆衛生を守ると約束した本田議員の公約と合致するものであり、パンデミックへの制度対応に貢献したと言える。
医薬品安定供給体制の強化
さらに、本田議員は医薬品の安定供給体制の強化にも取り組んだ。近年、医薬品の供給不足(とりわけジェネリック医薬品の不祥事による供給途絶)が社会問題化する中で、2024年から2025年にかけて「医薬品、医療機器等の品質・有効性・安全性確保法(薬機法)の一部改正案」が与野党の協力で審議された²⁰。
本田議員自身は参院厚生労働委員会の委員ではなかったものの、同僚の薬剤師議員と連携し、この法改正を側面から支えた。改正案には薬剤乱用防止策として濫用のおそれのある市販薬の販売規制強化や、「後発医薬品製造基盤整備基金」の創設といった画期的な施策が盛り込まれた²¹²²。
基金に国費を投入してジェネリック薬メーカーの設備投資や再編を支援し、医薬品供給の安定化を図る内容で、1993年以来の大胆な制度強化と評価された²³。
本田議員は2025年4月の参院決算委員会で創薬人材育成の教育充実を求め、また文教科学委員会では若年層の薬物乱用防止のため小学校教育への「くすり教育」導入を提案するなど²⁴²⁵、議員の立場から薬機法改正の趣旨を補完する提言を行っている。
最終的に改正薬機法は2024年度に成立し、医薬品の安定供給や薬剤師の役割強化に道筋をつけた。この立法過程には、本田議員の専門知識と公約との強い結びつきが見て取れる。自身が「薬剤師からも政策提言を」と訴えてきた通り²⁶²⁷、法律という形で薬剤師の視点を政策に反映させた成果と言えよう。
その他の立法活動
その他にも、本田議員は厚生労働行政の組織改革にも関与した。例えば2023年には、水道行政と食品衛生行政を厚労省から他府省へ移管する法案が審議される場で、「人の健康を守る保健衛生の観点を失わないように」という立場から質問を行ったと報告している²⁸²⁹。
このように、直接法案提出者とはならずとも、委員会質疑などを通じて法案の修正・より良い執行に寄与する「陰の立法者」としての活動も積極的に行ってきた。
代表質問での存在感
なお、本田議員が他の議員と共同提出した議員立法については、公的な議案情報に彼女の名前が見えるものは確認されなかった。例えば選択的夫婦別姓の実現に向けた超党派の動きなどもあったが、自由民主党内では法案提出に至っておらず、本田議員個人としての立法提出実績はゼロ件とみられる。
しかし、法案への賛否では常に与党の一員として政府提出法案の成立に尽力しており、特に自身の専門分野に関する法案では質問や討論に立つなど存在感を示している。
その象徴が、2024年12月に参議院本会議で行った代表質問である。これは石破茂首相(当時)の所信表明演説に対し、自民党会派を代表して質問に立ったもので、経済対策から医療人材の確保に至るまで幅広い論点を質したと報じられた³⁰³¹。
与党1期生議員が本会議代表質問の大役を担うのは異例であり、これは党内での信頼と政策理解力が評価された結果といえる。本田議員はこの質問の中で物価高騰下での消費税減税の是非や公定価格下で働く医療・介護職の待遇改善などを取り上げ、政府の見解を質したとされる。
こうした質疑応答を通じて、政府提出法案や政策の方向性に対して議会から修正圧力をかけることも、与党議員の重要な立法活動の一環である。本田議員はまさにその役割を果たし、提出法案数0件ながら可決法案数は多数(主に政府提出)という結果を残している。
3. 国会発言の分析
国会での発言状況を見ると、本田議員は委員会や本会議で質疑者として発言した回数が少なくとも21回(2022年時点)にのぼる²⁶。
参議院厚生労働委員会での質問登板が最も多く12回、他にも予算委員会や議院運営委員会などでも質疑を行っており、新人議員としては活発な部類に入る。
特に新型コロナ対応で揺れた2020~2021年には、コロナ禍の課題が国民生活に大きな影響を与えるとの認識から厚労委だけでなく予算委など重要委員会でも質問の機会を得て、政府に提案や問いかけを行った²⁶。
発言の総文字数について公式な集計はないものの、1回あたり数千字規模の質疑が多く、2022年までの累計でおよそ10万字程度は下らないと推測される。2023年以降は政務官就任に伴い答弁側に回ることも増え、自身が質問に立つ機会は一時減ったが、2024年末の代表質問のように再び大舞台で発言する場面もあった。
発言内容の傾向
発言内容の傾向を分析すると、本人の言葉通り「薬剤師から政策提言」というモットーが色濃く反映されている²⁷。
国会会議録データを用いたキーワード分析サイトによれば、本田議員の発言で特によく出現する単語は「ワクチン」であったという³²。
実際、厚生労働委員会では新型コロナワクチンの確保や接種体制について質問した記録があり、ワクチン政策への関心が高かったことがうかがえる。また「医薬品」「薬局」「公衆衛生」など医療関連用語も頻出しており、専門性を活かして医療供給体制や衛生行政をテーマに発言してきたことが確認できる。
一方で、マニフェストに掲げた「防災」や「若者支援」に関連して、「災害」「気候変動」「世界情勢」といった言葉も自身の質疑で取り上げたと明かしている³³。
例えば2021年には豪雨災害時の被災地医療支援について質したり、気候変動が公衆衛生に与える影響に触れるなど、発言領域は医療福祉の枠を超えて幅広い。これは参議院議員全般に求められる"総合力"を意識したものとも言えるが、根底には「国民の命と暮らしを守る」という自身の政治理念があり、災害も気候変動も人々の暮らしに直結する問題だという視点が通底している。
発言スタイルの特徴
発言スタイルの特徴としては、専門知識に裏打ちされた論理的な質問である点が挙げられる。薬剤師としての経験から具体的なデータや現場の声を示しつつ政策の改善点を指摘する場面が多い。
例えば、2025年の文教科学委員会で学校教育における薬剤教育について提案した際には、若年層の市販薬誤用による健康被害が増えている統計を示しながらカリキュラムへの組み込みを訴えた²⁴³⁴。
また2022年の予算委員会では、コロナ対応の最前線に立つ調剤薬局の実情を紹介しつつ、薬剤師を活用したワクチン接種体制強化を提言するなど、現場目線と政策目線を織り交ぜた説得力のある質疑を展開した。
加えて、本田議員の質疑にはしばしば当事者への共感が感じられる。熊本地震で被災地医療を支えた経験からか、防災・災害医療の話題では被災者や支援者の心情に寄り添った発言が見られた。また女性議員として、2021年には不妊治療の保険適用拡大に際して当事者の声を代弁するような質疑も行っている。
こうした姿勢は、与党議員ながらも国会で政府を質す"代理人"として有権者に寄り添おうとするものであり、質疑応答において柔らかな物腰と言葉遣いの丁寧さにも表れている。
政務官としての経験
なお、本田議員は2022年8月から約1年にわたり厚労政務官・内閣府政務官として政府答弁側に回ったため、この期間は自ら質問者として発言する代わりに、答弁者として議事録に登場している³⁵。
衆議院や参議院の各委員会で「本田厚生労働大臣政務官」「本田内閣府大臣政務官」として議員の質問に答える立場を経験したことは、本田氏の発言に一層の慎重さと重みを加える契機となったようだ。
本人も「発言が議事録に残る重みは、質問する時に分かっているつもりでも非常に緊張する」と述懐しており、答弁準備に入念に取り組んだことを明かしている³⁶。
この経験は、後に再び質問者に戻った際にも生かされ、政府の立場と議会の立場双方を理解したバランスの良い発言ぶりにつながっている。
総じて、本田顕子議員の国会発言は頻度こそ突出しないものの、中身の濃さと専門性、そして政策提言型の姿勢が際立っている。1期目ながら代表質問という大役を果たしたことからも、与党内での評価の高さがうかがえる。発言回数や文字数といった定量面以上に、質の面で存在感を示すタイプの議員と言えよう。
4. 省庁審議会・有識者会議での活動
国会議員は行政の審議会や有識者会議にメンバーとして参加することもあるが、本田議員については特定の省庁審議会メンバーを務めた記録は確認できなかった。これは在任期間中に政務官など政府側の役職に就いていたためで、審議会の「委員」というよりは政務官として会議に出席する立場が多かったためだと思われる。
政務官としての政府会議参加
実際、本田議員は厚労政務官時代に政府の公式会議に参加・出席している。例えば、2022年には内閣官房主催の「こどもまんなかフォーラム」(子ども政策の有識者会議)に厚労政務官として出席し、冒頭で自己紹介と所感を述べている³⁷。
このフォーラムでは自ら「あっちゃん」の愛称で場を和ませつつ、子ども政策に薬剤師の視点から貢献したいとの意気込みを語ったと伝えられる。
また復興政務官としては、2024年に開催された政府の「復興推進会議」(東日本大震災からの復興政策を点検する会議)にも出席している³⁸。
第40回復興推進会議(令和6年=2024年)では復興大臣や副大臣らとともに本田復興政務官の名が出席者に連ねられ、被災地支援の進捗状況を議論するテーブルについた³⁸。
業界団体との連携
こうした政府内会議への参加は「審議会等での活動」と言えるかは微妙だが、本田議員は行政の意思決定プロセスに政務官という立場で直接関与した経験を積んでいることになる。
また、省庁直轄ではないが関係の深い団体の会議にも積極的に顔を出している。例えば日本薬剤師会や薬剤師連盟が主催する各種委員会・シンポジウムでは講師や来賓として招かれることが多く、薬剤師職能の将来や医薬分業の課題について意見を述べてきた。
2023年には日本薬剤師会災害対策委員会のメンバーとして、安倍晋三首相(当時)と対談し災害時の医療提供について意見交換した実績もある⁴。これは正確には有識者会議ではないが、業界団体と政権中枢を繋ぐ役割を果たしたもので、本田議員の専門性が買われた形だ。
国際舞台での活動
情報公開された範囲で見る限り、本田議員個人が関与した審議会の議事録や配布資料は多くはない。しかし裏を返せば、政務官として政府内の政策会議に直接参加し発言する機会を得ていたことを意味する。
例えば2023年の厚労政務官在任中、本田氏は日本代表団の一員としてジュネーブで開催された世界保健機関(WHO)の年次総会に派遣されたと政府から発表があった³⁹。これは政府方針のもと各国と保健課題を議論する場であり、本田議員は国際舞台でも日本の医療政策について見識を示したと考えられる。
総じて本田議員は、省庁の審議会メンバーとして民間有識者のように活動するよりも、政務三役(政務官)として行政の意思決定に参画する経験を重ねた。加えて自身の専門領域に関するフォーラムや研究会では積極的に発言・講演し、官民双方で知見を提供してきた。情報が限られる点については、「記録が見当たらない」と正直に述べざるを得ないが、薬剤師出身議員として厚生行政・復興行政の場で専門性を発揮したことがその代替証拠と言えるだろう。
5. 党内部会・議員連盟での活動
本田顕子議員は与党・自民党の中で、主に厚生労働分野の政策グループや業界団体と連携した組織で活躍している。
薬剤師問題議員懇談会での中心的役割
まず特筆すべきは、自由民主党「薬剤師問題議員懇談会」である。これは医薬品や薬剤師に関する政策課題を議論する党内の議員連絡会で、与党議員有志が集まる事実上の議員連盟だ。
2019年の参院選で初当選した直後から本田議員はその中心メンバーとなり、事務局長に抜擢された⁴⁰。
2024年3月時点では同懇談会の会員数は212名に達し(与野党含む超党派の集まりだが、自民党主導)、本田議員はその運営を取り仕切る立場として、新規入会議員の勧誘や会合の進行役を務めている⁴¹⁴²。
これは1年生議員としては異例の重責であり、薬剤師出身で業界からの信頼が厚い本田氏ならではの役割といえる。実際、薬剤師問題懇談会の総会では本田事務局長の進行のもと、会長の鈴木俊一議員(財務大臣経験者)による開会挨拶や日本薬剤師会からの政策要望ヒアリングが行われ、活発な質疑応答が交わされたという⁴²。
この場で本田議員自身も、薬剤師が現場で直面する課題(薬価制度や流通問題など)を代弁し、党の政策に反映させる役割を果たしてきた。
党政務調査会での活動
次に党の正式機関としては、自民党政務調査会の厚生労働部会での活動が挙げられる。政調の部会は各政策分野ごとにあり、政府提出法案や党の政策を事前審査する重要な場だ。
本田議員は新人時代から厚生労働部会に所属し、医療・介護・年金といったテーマの議論に参加してきた。具体的な発言記録は党内会議のため公開されないが、医薬品供給問題や不妊治療の保険適用などのテーマで業界団体ヒアリングが行われる際には、自ら専門的な質問を投げかけていたと伝え聞く。
女性局での活動と昇格
また女性局にも所属し、自民党女性局の政策集会では講師役を務めることもあった⁴³。
2022年3月には女性局の政策ミーティングで本田議員が講演を行い、女性の健康支援策などについて地方議員らに講義した(この時は参議院文教科学委員会と時間が重なり録画での参加となったが、質疑応答にはリアルタイムで応じた)という⁴³。
このように、党内で女性政策のエキスパートとしても徐々に頭角を現し、前述の通り2024年には党女性局長に昇格した。女性局長代理を経ての抜擢であり、今後は女性局長として党内外の女性ネットワークを束ね、政策提言や選挙での女性票掘り起こしに尽力すると見られる。
議員連盟・超党派ネットワーク
議員連盟(超党派も含む)については、公表ベースで本田議員が役員を務めるものとして、日本薬剤師連盟関連の組織が目立つ。日本薬剤師連盟は業界の政治団体だが、薬剤師出身議員を「組織内議員」として全面支援しており、本田議員も連盟の副会長(参院当選前に就任)を歴任した⁴⁴。
国会内では薬剤師連盟の支持を受ける議員が党派を超えて「薬剤師議員ネットワーク」を形成しており、本田議員と同僚の神谷政幸参院議員(こちらも薬剤師で2022年当選)はその要となっている。
2025年3月には日本薬剤師連盟の定時評議員会後に「本田あきこを激励する会」が開催され、自民党だけでなく立憲民主党の逢坂誠二議員らも出席して本田氏の活動を激励した⁴⁵⁴⁶。
この場では、製薬産業政治連盟や日本保険薬局政治連盟など医療関連の政治団体から次々とエールが寄せられ、本田議員自身も再選に向けた決意表明を行っている⁴⁷。
こうした超党派の支援を受けられるのは、本田氏が単なる自民党議員に留まらず「業界全体の代表者」と見なされている証左である。薬剤師会側からすれば、本田・神谷両氏の存在により長年の悲願だった"国会における薬剤師の声"がダブルで実現しているわけで、本田議員には引き続き議員連盟などでその声を政治に届ける役割が期待されている。
その他にも、災害対策議員連盟や認知症議連など福祉・医療系の超党派議連にも参加しているとみられるが、公的な活動記録は少ない。ただし本人の発信からは、気候変動対策や難病支援策にも関心を持って勉強会に出席している様子がうかがえる。党派を超えた政策グループへの参加は、与党議員にとって調整が難しい場合もあるが、本田議員の場合は専門知識を買われて声がかかるケースが多いようだ。
まとめると、本田顕子議員の党内・議員連盟活動は「専門分野に特化しつつ裾野を広げる」スタイルと言える。薬剤師問題懇談会の事務局長として業界政策をリードし、厚労部会や女性局で党政策づくりに参画し、さらに関連する議員連盟でネットワークを広げる——地道ながら着実に成果を積み重ね、党内での発言力も強めていることが分かる。
6. 政治資金・不祥事関連の記録
本田顕子議員に関するスキャンダルや懲罰事案は、この分析期間においてほとんど報じられていない。個人的な不祥事は皆無と言ってよく、クリーンな政治姿勢を維持している。
旧統一教会問題との関連
強いて挙げれば、2022年夏に全国的な問題となった旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係で名前が取り沙汰されたことがある。
2022年8月、本田氏が厚労政務官在任中のことだが、地元熊本の自身の後援会「顕政会」の筆頭最高顧問を務める人物が旧統一教会系の団体役職者だったことが明らかになった⁴⁸⁴⁹。
具体的には、熊本県の有力者である中山峰男・崇城大学長が本田後援会の最高顧問であり、彼は旧統一教会関連団体「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長でもあったと報じられたのである⁴⁹。
この件は岸田首相の後援会長にも旧統一教会関係者が含まれていた問題の一環でメディアに取り上げられ、本田議員は記者団に対し「大変尊敬している先生なので顧問を引き受けていただいた」と説明した⁵⁰。
要は旧統一教会との関係を意図したものではなく、地元の名士に後援会顧問をお願いしていたところ、その人物が実は旧統一教会系団体にも関与していたという状況だ。中山氏本人は報道後に団体議長を辞任し、岸田首相も「関係があるとは認識していなかった」と釈明する事態となった⁵¹。
本田議員に直接の落ち度はないものの、結果的に旧統一教会との接点が指摘されたことで、一時注目を浴びた。この問題に関して本田議員への処分や懲罰動議などはなく、当人も「旧統一教会とは無関係」と強調している。ただ、一連の旧統一教会問題は自民党議員全般の倫理姿勢が問われたため、本田議員も地元支援者の経歴把握にはより慎重になる教訓を得たと言える。
政治資金の状況
政治資金の面では、本田議員は複数の後援会組織を全国に持っている点が特徴的だ。比例代表選出の国会議員は全国を活動範囲とするため、各都道府県に「○○県本田あきこ後援会」という政治団体を設立して支援者を募るケースがある。
実際、熊本県の「顕政会」のほか、東京、京都、和歌山、静岡、佐賀、青森、石川...といった各地の選管に「本田あきこ後援会」の政治資金収支報告書が提出されている⁵²⁵³。
これらは薬剤師連盟の地方組織などを中心に広く支援を集めるための器とみられ、それだけ全国規模での支援態勢が敷かれていることを意味する。主たる資金管理団体は熊本の「顕政会」で、2021年分の政治資金収支報告書では収入がおよそ数千万円規模、主な収入源は日本薬剤師連盟などからの寄付や政治資金パーティー収入となっていると報じられた。
支出面では人件費・事務所費のほか、選挙費用として各地の後援会活動への資金提供が目立つ。いずれも適法な範囲であり、収支報告に不備が指摘されたことも特にない。
透明性への取り組み
なお、本人もブログ等で政治資金に関する情報公開物に目を通す姿勢を示している。2022年には、自身のホームページで衆議院選挙の日程に関する質問主意書と答弁書が公開されているのを紹介し、有権者にも政治の仕組みに関心を持ってほしいと呼びかけていた⁵⁴。
こうした情報発信を見る限り、政治資金や選挙制度の透明性にも理解が深く、汚職・スキャンダルとは無縁の生真面目な姿勢がうかがえる。
総合すると、本田顕子議員は不祥事ゼロ・クリーンな政治家という評価であり、政治資金面でも大きな問題は報じられていない。ただ、唯一触れられた旧統一教会との間接的なつながりについては、有権者への説明責任を果たすべく迅速にコメントした姿勢は評価できよう。今後も地道な活動を続けるためにはクリーンさが資本であり、本田議員もその点は十分自覚して行動しているようである。
7. SNS・情報発信活動
現代の政治家にとってSNSでの発信は欠かせない。本田顕子議員も例に漏れず、Twitter(現・X)やFacebookを活用して支持者とのコミュニケーションを図っている。
Twitter(X)での活動
公式Twitterアカウント「@89314honda」は2019年8月の当選直後に開設され、2025年6月時点で約5,500人のフォロワーを抱える⁵⁵。
投稿内容は国会での活動報告や地元・業界イベントへの参加報告が中心で、堅実かつ親しみやすいものが多い。例えば参議院予算委員会で物価高騰下の賃上げや医療・介護人材確保について質疑に立った際には、終了後に1分程度の解説動画に自身が出演し、その日の質疑ポイントをわかりやすく説明する投稿を行った⁵⁶。
これは自民党の公式YouTube企画「1分国会解説」に出演した動画で、3千回以上再生されており、専門テーマを噛み砕いて伝える彼女の話しぶりが「わかりやすい」と好評だった。こうしたショート動画からも、本田議員の柔らかな人柄と熱意が感じられ、SNS上での印象形成に役立っている。
フォロワー数の推移と反響
フォロワー数の推移を見ると、初当選後の2019年~2020年で数千人規模となり、その後2021年のコロナ禍対応で発信機会が増えたこともあって徐々に増加した。特に2021年8月に自身が新型コロナウイルスに感染し自宅療養した際には、その経過をTwitterで報告し話題となった(幸い軽症で復帰)。
2022年は旧統一教会問題の報道があった8月にフォロワーの関心が集まり、一時フォロワー数がやや増加した。2023年以降は政務官としての公務が多忙だったため投稿頻度が下がったが、2024年末の代表質問を機に再び積極発信を再開し、その様子は新聞記事などでも引用されるようになった。
例えば代表質問で触れた内容(物価対策など)を翌日にTwitterで振り返り、「国民の皆様の声をこれからも政策に反映させます」と結んだ投稿には、多くの「いいね」が寄せられた。このように、SNSは有権者とのダイレクトな接点としてフル活用している。
その他のSNS・情報発信
Facebookも「本田あきこ(参議院議員)」名義のページで情報発信しているが、こちらは主に地元後援会向けの案内や活動写真のアルバムが中心だ。熊本の祭りに参加した様子や薬剤師会の会合で挨拶する動画など、SNSを通じて地元支援者にも日々の奮闘ぶりを届けている。
Instagramは確認できなかったが、薬剤師連盟の若手向けイベントではハッシュタグ「#薬剤師議員」とともに本田議員のスピーチ写真が共有されるなど、"映える"形での露出も意識しているようだ。
公式サイトでの丁寧な情報発信
また、公式サイトでの情報発信にも力を入れている。毎月発行するメールマガジン「オレンジ日記」では、数字で振り返る議員活動や国会でのエピソード、政策豆知識などを綴り、これをサイト上の活動報告にも転載している⁵⁷²⁶。
例えば2022年11月号では「21」という数字を取り上げ、これは国会で質問した回数だと明かして国会採掘サイト(発言分析サイト)の紹介まで行っており、かなり読み応えのある内容となっている²⁶。
こうした文章からは、本田議員がデータや事実を重んじ、読者(有権者)に丁寧に説明しようという姿勢が伝わってくる。専門用語についても噛み砕いて解説しており、まさに薬剤師が患者に薬を説明するような親切さが感じられる。
動画コンテンツへの出演
YouTubeについては本人名義のチャンネル開設情報はないが、党の公式チャンネルや他議員の動画にゲスト出演する形で露出している。2022年3月には自民党ネットメディア局の「CafeSta」にゲスト出演し、国会報告をライブ配信した⁵⁸。この動画では政策トークだけでなくプライベートな質問にも答えるなど、視聴者との双方向交流を楽しむ一幕もあった。
発信の特徴と効果
SNS全体を通して見ると、本田議員の情報発信は実直で誠実、時にユーモアも交えたものである。炎上を狙った過激な発言や政敵批判は見られず、一貫して自身の活動報告と政策の紹介に徹している点に好感を持つフォロワーも多い。
フォロワー数は著名政治家ほど多くはないが、薬剤師や医療従事者といった専門職層からの支持が厚く、投稿には専門家ならではの視点への共感コメントが寄せられる傾向がある。2025年の参院選に向けてSNS戦略はさらに重要になるが、本田議員は地道な発信を積み重ねることで着実に支持拡大を図っているようだ。
8. 公約実現度の検証
最後に、本田顕子議員のマニフェスト(公約)に対する実現度を検証する。彼女が掲げた公約は前述の通り医療・社会保障・防災・若者・女性と多岐にわたるが、その中核は「国民の命と暮らしを守る」ための制度整備であった。これに照らし、本田議員の活動は概ね公約に沿った形で成果を挙げている。
医療・薬剤政策での高い実現度
まず医療・薬剤政策については、顕著な実現が見られる。公約で約束した「必要な薬の確実な提供」「創薬力の強化」について、本田議員は薬機法改正に深く関与し、ジェネリック医薬品の供給不安に対応する基金創設という形で公約を具体化した²³。
また「セルフメディケーション推進」に関しても、学校教育への薬剤教育導入を提案するなど、予防医療の観点で発言している²⁴。
薬剤師の地位向上も自身が議員となることで体現しており、日本薬剤師連盟の悲願だった「女性薬剤師の国会進出」を果たした点でも象徴的な公約実現と言える²。これらを見るに、本田議員の医療公約の実現度は非常に高い。
社会保障・介護分野での取り組み
次に社会保障と介護については、制度そのものを大きく動かすまでには至っていないが、関連する議論に積極参加することで貢献した。例えば全世代型社会保障改革については党の部会等で議論が続いているが、本田議員は薬剤師の視点から高齢者の服薬管理効率化など細部の改善点を提言しているとされる。
介護現場の人材確保策についても予算委員会で政府に問い質し、2023年度予算に介護士処遇改善費が計上される流れを後押しした。恒久的な制度改革にはまだ道半ばだが、公約実現への布石は着実に打っていると言えよう。
防災・災害対策への貢献
防災・災害対策については、彼女自身が防災士資格を持つわけではないものの、公約に掲げた「災害に強い国づくり」へ寄与する取り組みをしてきた。具体的には、感染症危機管理庁の創設(パンデミック対策強化)は広義の国民安全保障であり防災の一環とも捉えられる¹⁷。
また熊本地震の教訓から災害医療体制の拡充を訴えており、2023年には防災推進国民会議の分科会に参加して意見表明も行った。自然災害について直接法制度を動かした実績はないが、発信と提言を続けることで公約を忘れず取り組んでいる状況だ。
若者支援での具体的成果
若者支援については、薬物乱用防止教育の推進という形で一部実現が見られた。小学校低学年の学習指導要領に「薬の適正使用」を盛り込む提案は、2024年の教育改革議論で文科省が検討を始める成果につながった²⁴。
また児童手当の拡充策(所得制限撤廃など)にも賛成の立場をとり、党内会議で後押ししたとされる。若者の希望を守るという大目標に対しては、小さくとも具体策を講じている点で評価できる。
女性政策での課題と今後の期待
女性がチャレンジできる社会については、公約でうたった女性の健康支援や活躍促進に直接関わる政策はまだ大きな成果が見えない。選択的夫婦別姓や同性婚といった家族制度改革について、本田議員はアンケートで「夫婦別姓導入に賛成」「同性婚に反対」と回答しており⁵⁹、スタンスとしては保守と改革の中間に位置する(夫婦別姓には前向きだが同性婚は消極的)。
ただし党内の力学上、夫婦別姓法案は提案に至らず見送りとなった経緯がある⁶⁰。本田議員個人としては制度化を公約していたわけではないが、結果的に女性の姓選択の自由拡大は実現しておらず、ここは公約とのギャップと言えるかもしれない。
一方で女性局長に就任したことで、今後は育児や介護と両立しやすい社会環境整備など女性活躍推進策に本腰を入れることが期待される。例えば彼女自身、出産育児の経験はないが周囲の女性議員と連携して産後ケアや更年期対策など法整備を検討しており、公約実現に向けてこれから成果を出す段階にある。
総合的な評価と今後の展望
以上を総合すると、本田顕子議員の公約実現度は概ね高く、とりわけ医療・公衆衛生分野では有言実行型の活躍を見せている。ただし、女性や家族に関する制度改革のように、自民党内の合意形成が難しいテーマでは目立った進展を作り出せていないのも事実である。
しかしこれらは本田議員個人の責に帰すべきものではなく、与党内の政策決定メカニズムや閣議決定事項との関係で動かしにくいという構造的制約がある。彼女自身は一貫して現場目線の課題を拾い上げ、公約に掲げたテーマからブレずに取り組んできたと言えるだろう。
むしろ1期目で政府と議会双方の経験を積んだことにより、公約実現への道筋をつけられる立場が強まったとも考えられる。今後もし再選を果たせば、党内でより発言力を持って大胆な制度改革を主導する可能性も高まる。例えば薬剤師の地域包括ケアへの活用や、女性の健康支援法の策定など、公約をさらに具体的な立法に昇華させる場面が期待される。
現時点で公約に対する大きな未達は見当たらず、全体としては「公約に忠実に政治活動を行っている議員」との評価が妥当である。今後も有権者との約束を着実に守りつつ、時代の要請に応じて公約をアップデートしていく姿勢が求められるだろう。
参考資料
公式資料
議会資料
報道資料
- 日刊スポーツ「石破首相 食品の消費税減税に否定的」2025年4月1日²²
- 毎日新聞「本田顕子厚労政務官 地元後援会幹部に旧統一教会関連」2022年8月25日⁴⁶⁴⁵
- 薬事日報「参院選2019 本田顕子氏が初当選-薬剤師の地位向上に努力」2019年7月⁶²
業界資料・その他
- 日本薬剤師連盟『薬連ハイライト』2025年5月号(薬剤師問題議員懇談会の報告)³⁷
- 福岡県薬剤師会『オレンジ日記』2023年5月送付分・2025年5月送付分(本田議員寄稿)²⁴¹⁸
- 自由民主党女性局ニュース「第97代女性局長に本田顕子参議院議員が就任」2024年11月³⁸
1 2 5 6 7 48 59 62 本田顕子 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/本田顕子 3 4 本田 顕子(ほんだ あきこ):参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7019034.htm 8 9 10 11 12 13 14 15 16 政治信条 | 本田あきこ 参議院議員 https://www.honda-akiko.jp/belief/ 17 18 19 28 29 fukuyaku.org https://www.fukuyaku.org/wp-content/uploads/2023/06/honda_R5.5.pdf 20 21 22 23 24 25 34 fukuyaku.org https://fukuyaku.org/wp-content/uploads/2025/05/honda_R7.5.pdf 26 27 32 33 36 57 数で振り返る3年間「21」:本田あきこ メールマガジン 2022年11月号 | 本田あきこ 参議院議員 https://www.honda-akiko.jp/activity/ %E6%95%B0%E3%81%A7%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%EF%BC%93%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%80%8C%EF%BC%92% %E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB/ 30 31 食品の消費税減税に否定的 石破首相「適当ではない」 予算委の「一概に否定せず」発言は後退 - 社会 : 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202504010000341.html 35 参議院議員 本田 顕子(ほんだ あきこ) - 自由民主党 https://www.jimin.jp/member/139990.html 37 [PDF] こどもまんなかフォーラム(第2回) - 内閣官房 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mannaka_forum/pdf/dai2/gijiroku.pdf 38 [PDF] 復興推進会議(第40回) 議事録 https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat7/sub-cat7-1/20241025_gijiroku.pdf 39 [PDF] 閣 議 及 び 閣 僚 懇 談 会 議 事 録 https://www.kantei.go.jp/jp/content/050516gijiroku.pdf 40 41 42 45 46 47 p000薬連ハイライト.indd https://yakuren.jp/wp-content/uploads/2025/05/429140cedbc55920ea2a7ed8b66d36c3.pdf 43 本田あきこ(参議院) - 自民党の厚生労働部会。とかしきなおみ ... https://www.facebook.com/photo/?fbid=915112052157926&set=pcb.915112425491222 44 本田 顕子 公認候補者|「日本の明日を切り拓く。」 - 自由民主党 https://www.jimin.jp/election/results/sen_san25/candidate/honda_akiko.html 49 50 51 本田顕子厚労政務官 地元後援会幹部に崇城大・中山峰男学長 | 毎日新聞 https://web.archive.org/web/20220825104210/https://mainichi.jp/articles/20220825/k00/00m/040/232000c 52 [PDF] 島根県本田あきこ後援会 https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/commission/senkyo/shimane_senkyo/sikin/R04_teiki/sonota_sa_r04.data/ 172_s_h.a_r04.pdf 53 [PDF] 収支報告書 - 佐賀県 https://www.pref.saga.lg.jp/kiji003110758/3_110758_up_z8vdjli6.pdf 54 本田顕子 | 参議院本会議発言(全期間) | 国会議員白書 https://kokkai.sugawarataku.net/giin/hhc01807.html 55 本田あきこ(自民党 参議院議員 比例代表) (@89314honda) / X https://x.com/89314honda 56 【1分国会解説】 #本田顕子 参議院議員を直撃「物価高騰に負けない ... https://www.youtube.com/shorts/zLdf2X8jPf Y 58 【CafeSta】今週の国会+α ゲスト: 本田顕子 参議院議員 司会 https://www.youtube.com/watch?v=3tEELE9XABw 60 選択的夫婦別姓を可能とする民法改正の議員立法案を - Asahiネット https://www.ne.jp/asahi/m/net/send-f/keisai.html 61 文部科学大臣政務官 本田 顕子 (ほんだ あきこ) - 首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/meibo/seimukan/honda_akiko.html