さんとう あきこ
山東昭子議員の政治活動総覧(2015–2025)
概要
自由民主党の山東昭子(さんとう・あきこ)議員は、参議院議員を通算8期務める超ベテラン政治家です。1942年東京生まれの山東氏は11歳から女優として活躍し、1974年に田中角栄首相の要請で政界入りしました¹。
全国区から32歳で史上最年少当選を果たし、以後女性最多となる8回の当選を重ねています²。文化学院文学部卒の経歴を持ち、科学技術庁長官(1990年)として入閣したほか、参議院副議長(2007年)と議長(2019年)を歴任し、衆参通じて女性で初めて両役職に就いた人物でもあります³。
2015年から2017年には自民党で史上初の女性派閥領袖として自身の派閥「番町政策研究所(山東派)」を率いるなど党内影響力も持ちました⁴。選挙区は一貫して全国区・比例区で、直近では2019年の参院選比例代表で当選(党内18位)し、任期は2025年までです⁵。
80代となった現在も党食育調査会長など要職に就き、2025年の参院選で9期目に挑む意欲を示しています⁶⁷。
本レポートでは、2015年から2025年までの山東議員の活動を振り返り、その政策や発言がどのように国政に反映されたかを分析します。
1. 選挙公報・マニフェスト分析
山東昭子議員の最新の選挙公報(2019年参院選比例区)では、「健康・環境・教育を柱に幸福な国を創ります」というスローガンが掲げられました⁸。
実際、山東氏は「すべての人が自由で平和で豊かさを実感できる、誇れる日本を創りたい」という信念のもと、以下の3本柱を政策の要としています⁹。
健康分野
心身ともに健康で経済的豊かさを実感できる社会を目指し、予防医療や栄養改善、健康寿命の延伸に取り組むとしています¹⁰。具体的には食育(「食育基本法」にも関与)や禁煙推進など、国民の健康づくりに関する施策を重視しています¹¹。
実際、公約文中でも「健康」「寿命」「栄養」などの言葉が頻出し、高齢社会への対応や予防医療の推進意欲がうかがえます。
環境分野
環境や自然を大切にし、持続可能な循環型社会の構築を謳っています¹²。美しい自然の保護やリサイクル推進、地方の環境資源活用などが公約に盛り込まれ、「循環型」「持続可能」といったキーワードが目立ちます。
例えば「食品ロス削減」も環境と食の両面から強調されました。環境重視の姿勢は、のちに食品ロス削減法の制定や富士山世界遺産推進など具体策にも繋がっています¹³¹⁴。
教育分野
「生まれ育った日本を良く知り、国を愛する心を持った若者」を育成する教育を掲げています¹⁵。具体的には伝統文化や郷土愛を重んじる教育、人材育成を重視し、「誇れる日本」というフレーズに象徴される愛国心教育が公約の一つです。
加えて、女性の活躍推進や次世代育成にも言及があり、公約内では「女性」「子ども」「若者」という言葉も散見されます。実際、自ら女性初の派閥長となった経験から、女性リーダー育成にも意欲を示していました。
また公約には外交(民主主義陣営との協調を掲げ毅然とした姿勢を貫く¹⁶)、安全保障(防災・減災や女性の安心安全確保¹⁷)、経済(スマートで豊かな暮らしの実現¹⁸)、食文化(和食文化の発展と観光振興¹⁹)など多岐にわたる項目が盛り込まれ、幅広い政策分野での意欲が示されています。
公報に登場する頻出上位語をみると、「健康」「環境」「食」「教育」といった柱のほか、「推進」「実現」「安心」「持続」といった言葉が並びます。これは、公約全体が具体的な単一政策よりも価値観やビジョンを示す傾向にあることを物語っています。
山東氏の政治姿勢は、一貫して「国民の幸福度向上」と「日本の伝統と誇り」を両立させることにあり、公約でもその両面(生活支援と国家観)が強調されていました。
2. 法案提出履歴と立法活動
山東昭子議員は長年の議員活動を通じ、健康や食分野を中心に数々の立法に関与してきました。特に顕著なのは超党派での法案成立に向けたリーダーシップです。
食品ロス削減推進法の成立
直近10年で目立つ実績としては、2019年に成立した「食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)」があります。この法律は、山東氏が会長を務めた超党派議員連盟が中心となって立案・提出されました²⁰。
当時、まだ食べられるのに捨てられる食品が国内で年間600万トンにも及び、大きな社会問題となっていました²¹。山東氏らは公明党や野党も巻き込み、2018年に議連を発足させ、与野党一致の委員長提案という形で法案提出にこぎつけます²²。
その甲斐あって法案は2019年5月に全会一致で参院本会議を通過し成立しました²³。この法律により、食品ロス削減が国民運動として位置づけられ、政府には基本方針策定、自治体には推進計画策定が義務付けられました。さらに事業者や消費者にも協力努力が求められ、家庭での食品ロス削減やフードバンク支援が促進されています。
山東氏にとって、自身の公約である「もったいない精神の発揮」や「環境に優しい社会」は、この法律成立という形で大きな成果を見たと言えます。
健康政策での立法関与
健康政策の分野でも山東氏の立法関与は際立ちます。2000年代には「食育基本法」や「健康増進法改正(受動喫煙防止規定)」の制定に尽力し、これは現在も山東氏のレガシーとして語られます²⁴。
特に受動喫煙防止については、自民党内に愛煙家議員が多い中で「国際基準のタバコ対策を推進する議員連盟」や「自民党受動喫煙防止議連」を主導し、飲食店等での禁煙・分煙強化を後押ししました。その結果、東京五輪前の2018年に健康増進法改正として一定の屋内禁煙措置が法制化されました。
山東氏は当時「一部緩和は残念だが一歩前進」と述べ、将来の一層の規制強化に含みを持たせていました(党内調整の苦労がうかがえます)。このように、本人が掲げる「健康長寿社会」実現のため、法律という形で環境整備に貢献しています。
聴覚障害者支援の立法
近年では、聴覚障害者支援にも山東氏は力を入れました。例えば「手話に関する施策の推進に関する法律案」では今井絵理子参院議員らとともに成立に尽力し、2022年に国会提出された同法案が可決されています(この法案は委員長提案として提出され、全会一致で成立)²⁵。
山東氏自身も手話議連の顧問として法案策定に関与し、「誰もがコミュニケーションの壁を越えられる社会」を目指す取り組みでした。こうした地道な福祉・共生社会関連の法整備にも、裏方として名前が登場します。
議長在任中の活動制限
一方で、2019年8月から2022年まで第32代参議院議長を務めた間は、中立の立場上、自ら法案提出者となる活動は控えていました。議長在任中は国会運営に専念し、採決にも加わらない立場でした。このため2019年以降、山東氏の名を冠した法案提出は減少しています。
しかし議長就任直前までに山東氏が関与した法案の成立率は高く、2015年以降本人が提出者に名を連ねた法案は数件ながら、そのほとんど(食品ロス法案等)が成立まで漕ぎつけています(国会議員白書の統計によれば、直近の提出法案可決率は8割以上との分析もあります)。これは与党ベテランとして、法案提出時点で野党の合意も得た上で動いていることの表れでしょう。
LGBT理解増進法案への対応
法案提出以外にも政府提出法案への関与や賛否に目を向けると、山東氏は基本的に党の方針に従いつつも、重要局面で独自の判断を示すことがありました。例えば2023年のいわゆるLGBT理解増進法案では、自民党の大勢が賛成に回る中、山東氏は「内容が生煮え」として採決直前に本会議場を退席し、採決に参加しない道を選びました²⁶。
これについて本人は「心と体の不一致な方々を差別する意図はないが、区別は必要。女性トイレでなりすまし犯罪も起きている。この法案が何でも受け入れる風潮を常態化させたら由々しき問題だ」と記者団に説明しており²⁷、法案の不備を理由に党議に反してでも意思表示した格好です。
この行動は党から厳重注意処分を受けたものの²⁸、保守信条に根差した山東氏らしい振る舞いとも言えます。立法面では賛否一つにも信念を貫く姿勢が垣間見えました。
外交・安全保障面での立法的関与
また外交・安全保障面での立法的関与では、議長在任中の2021年、参議院で台湾のWHOオブザーバー参加を支持する決議を超党派で採択する際に、水面下で調整役を担ったとされます²⁹。議長という立場上前面には出ませんでしたが、台湾の蔡英文総統が山東氏の尽力に感謝を示す場面もありました。こうした国際連帯に関する意思表示の裏にも、山東氏の存在感がありました。
総じて山東昭子議員の立法活動は、自ら矢面に立つ提出法案こそ多くはないものの、与党内調整役や議連会長として重要法案を陰で動かすという特徴があります。とりわけ国民生活に密着した食と健康の分野で成果を残しており、その政策実現力は在職50年の経験に裏打ちされたものと言えるでしょう。
3. 国会発言の分析
2015年以降の国会における山東昭子議員の発言傾向を見ると、発言回数は他の議員と比べて非常に少ない部類に入ります。国会議員白書のデータによれば、第24期(2016~2019年頃)の山東氏の本会議・委員会発言はわずか数回、発言文字数も1万字に満たない程度でした³⁰。
実際、直近10年間で山東氏が国会質疑で積極的に質問に立った記録は多くありません。これは、一つには議長・副議長経験者という立場上、与野党間の調整役に回ることが多く、自ら質問者になる場面が限られるためです。
議長在任中の発言
特に2019年から2022年に議長を務めた期間は、本会議で議事進行上発言(「○議長(山東昭子君)」と議事録に出る部分³¹)こそ多々あるものの、これは議長として議案の宣告や委員長報告要請を行う定型的な発言であり、政策論を述べるものではありません。当然ながら議長在職中は質疑や討論に参加しないため、この間の「発言」は議長としての儀礼的発言にとどまります。
議長就任以前の発言
では議長就任以前の2015~2019年に山東氏がどんな発言をしていたかというと、こちらも回数は多くありません。委員会で質疑に立った例としては、2018年に厚生労働委員会で受動喫煙対策の議論に参加し見解を述べたことなどがある程度です。
当時、自民党内の調整役として裏方に徹していた面もあり、自身が前面に出て政府を追及したり質問したりする場面は少なかったようです。ベテラン議員にありがちな「質問は若手に譲り、自分は要所でまとめ役」というスタンスが、山東氏にも当てはまります。
物議を醸した国会外発言
そうはいっても、山東氏の発言が全く注目されなかったわけではありません。むしろ国会外での発言がクローズアップされる傾向が見られました。例えば2017年11月、自民党の役員連絡会において「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰してはどうか」と提案したことが報じられ、大きな論議を呼びました³²。
本人は「女性活躍が叫ばれる中で専業主婦が評価されないという声があるので発言した」と釈明しましたが³³、世間からは「産めよ増やせよ政策か」「女性を産む機械扱いするのか」と批判が殺到しました³⁴³⁵。
この発言自体は国会審議の場でのものではありませんが、その後の予算委員会などで野党議員が問題視する材料ともなり、間接的に議会論戦に影響しています。山東氏にとっては少子化対策への危機感から出た発言でしたが、ジェンダー観の古さを露呈したとしてイメージダウンにも繋がりました。
また2019年台風被害の際、被災地支援に関連して「被災者が補償金目当てに群がっているようだ」と趣旨と取れる発言を地元会合で行い物議を醸したこともありました(週刊誌報道³⁶)。これも国会公式発言ではないものの、発言の切り取りが独り歩きし批判されています。ベテランゆえの歯に衣着せぬ物言いが、時に失言と受け止められ社会問題化するケースと言えます。
発言スタイルの特徴
こうした点を踏まえると、山東昭子氏は国会内で雄弁に政策を語るタイプではなく、むしろ寡黙に行動しつつ、節目での発言が注目を浴びる傾向があります。実際、国会会議録における発言頻度分析でも、同じ自民党の中堅・若手議員に比べ圧倒的に登壇機会が少ないことが確認できます。
発言文字数トップクラスの議員が何十万字も残す中、山東氏の発言文字数は数千字程度で、これは参議院議員の中で下位グループ(発言の少ない方から数えた順位)でした。しかし、その背後には議長職や党重鎮として調整に回る役割があったことを考えれば、一概に存在感が薄いとは言えません。むしろ「表でしゃべる」より「裏で動かす」スタイルだったと評するのが適切でしょう。
LGBT法案での静かな抗議
なお、国会発言の中身に関連して、近年クローズアップされたのが前述のLGBT法案をめぐる対応です。2023年6月の参院本会議で、山東氏は採決前に退席するという静かな抗議で意思表示しました。議場で演説こそしなかったものの、直後に報道陣に対して述べた「こんな生煮えの状態ではなく、きちんとした形でやるべき」との発言や「差別の意識はないが区別は必要」「女性トイレでの犯罪例もあり、何でも受け入れる風潮になるのは問題」とのコメントは記録に残る強烈なメッセージとなりました。
つまり、限られた言葉数でも本人の信念を示す場面では発言を惜しまないということでしょう。
4. 省庁審議会・有識者会議での活動
調査期間中、山東昭子議員が行政の審議会や有識者会議の委員を務めた記録はほとんど見当たりません。これは彼女が一貫して立法府の人間であり、特に2015年以降は参院副議長→派閥会長→参院議長と要職が続いたため、行政のブレーン的な会議に参加する立場になかったことによります。
省庁の有識者会議は学者や専門家、与野党問わず識者が選ばれるケースが多いですが、山東氏ほどの大物政治家になるとかえって委員に名を連ねることは稀です。
国会議長としての関与
ただし、国会議長として国政全般に影響力を行使していた場面はありました。例えば皇位継承策を巡る政府の有識者会議報告書が2021年に国会に提出された際、衆参議長(当時は衆議院・細田博之氏と参議院・山東昭子氏)が首相から報告書を受け取り各党協議を呼びかけました³⁷。
このように、審議会のアウトプットを受け取る側(国会)としての関与はしています。また、新型コロナ禍などでは参議院議長として政府に提言や要望を伝える調整役を果たしましたが、これは正式な会議体ではなく議長の職務の範疇です。
政府特使・代表としての活動
一方、省庁とは別の有識者的活動として、山東氏は国内外の式典や会合に政府特使・代表として出席する役割をしばしば担いました。例えば2023年11月、アルゼンチン新大統領就任式に特派大使(特使)として派遣され、大統領表敬を行っています³⁸。
これは参議院議員かつ元議長という肩書きをもつ山東氏ならではの外交ミッションでした。同様に台湾とは縁が深く、2022年には台湾の国慶節典に山東氏が訪台し、日本の政界を代表して祝辞を述べたことも報じられています³⁹。これらは厳密には「審議会」ではありませんが、国家行事への参画や外交儀礼の場で有識者的役割を果たした例と言えるでしょう。
党内での政策協議
また、党の政策立案過程では省庁とも連携する場に顔を出しています。たとえば食育や栄養行政に関して、厚労省・文科省の担当者と意見交換する勉強会に山東氏が同席しているケースなどがあります(自民党内の会合資料より)。公式記録に残りにくい部分ではありますが、「党食育調査会長」という肩書きで行政側と政策協議を進める立場でした⁴⁰。これも一種の審議会的な機能ですが、場は党内会議です。
民間団体の有識者的役割
総じて、山東氏の活動は立法府・政党内に集中しており、審議会メンバーとして名前が出るタイプの政治家ではなかったと言えます。むしろ議員として培った知見を生かし、民間団体や業界団体の顧問として助言するケースの方が多く見られました。
例えば日本健康・栄養食品協会の会長に就任し、業界の有識者的存在として2025年の機能性表示食品制度見直しに意見を述べるなどしています⁴¹。こうした活躍の場は公式の省庁審議会ではないものの、「立法府のご意見番」として行政や業界に影響力を及ぼしたものと評価できます。
情報が限られる部分については、「確認できなかった」こと自体も重要な事実です。すなわち山東昭子議員は、この10年間で政府の審議会委員など"政策の黒子"を務めるより、国会内外の政治活動そのもので直接政策を動かす道を選んでいたと言えるでしょう。
5. 党内部会・議員連盟での活動
山東昭子議員は、その長い政治歴の中で多数の党内組織や議員連盟に所属・主宰しており、むしろこちらが彼女の活動の主戦場でした。とりわけ注目すべきは、食と健康分野、および伝統文化・保守政策分野での積極的な関与です。
食と健康分野での活動
まず、自民党内の役職では現在「党食育調査会長」を務めています⁴²。これは食育(食に関する教育・啓発)推進のための党内政策グループで、山東氏が長年取り組んできた「食」を通じた国民健康づくりの集大成とも言えるポジションです。
実際、彼女が制定に関わった食育基本法(2005年成立)以降、学校や地域での食育推進は国策となりましたが、山東氏は党内でも引き続きその旗振り役を担い、「栄養士議員連盟会長」⁴³や「日本食生活協会顧問」などの肩書きを通じて現場と政策を繋いでいます。
また「自民党Well-being議員連盟」の会長も務めており⁴⁴、国民の幸福度(ウェルビーイング)向上をテーマに横断的政策議論を主導しています。この議連では高齢者の生きがいやメンタルヘルス、地域コミュニティの活性化など幅広い課題が扱われ、山東氏の座右の銘である「時は使い方によって金にも鉛にもなる」の精神で、有意義な時間の使い方=幸福度という観点を政治に持ち込んでいます。
実際、本人はかねてから「人々の幸福度を充実させるウェルビーイング活動」に取り組んでいると述べており⁴⁵、党内でもその理念を広げている形です。
保守系の議員連盟
保守系の議員連盟にも深く関与しています。たとえば「日本会議国会議員懇談会」および「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーであり⁴⁶、歴史観・伝統観を同じくする議員と行動を共にしています。
また「新憲法制定議員同盟」では副会長を務め⁴⁷、自主憲法制定を掲げる保守議連の中心にも名を連ねています。皇室制度に関しては「皇室の伝統を守る国民の会」の会長という肩書きもあり⁴⁸⁴⁹、皇位継承問題などで女性宮家創設に慎重な立場から発言力を持っています。
実際2021年、皇位継承策検討の有識者報告への対応で、山東氏は「慎重に検討を」と述べたと伝えられ、保守派としての存在感を示しました。
女性・子ども・スポーツ分野
一方で山東氏は女性や子供の権利・スポーツの分野でも活動しています。「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性を守る議員連盟」では顧問を務め⁵⁰、近年問題化しているトランスジェンダー女性選手の女子スポーツ参加などデリケートな課題に関与しています。
2023年のLGBT法案審議の際、山東氏が示した懸念(女性スペースの安全確保)はこの活動とも軌を一にするものです。同議連では「女子更衣室や競技の公平性確保」を訴えており、山東氏は顧問として議連メンバーを後押ししていました。
文化・趣味の議員連盟
さらに文化・趣味の議連も数多く率いています。特筆すべきは「将棋文化振興議員連盟会長」⁵¹でしょう。子供の頃に将棋棋士を夢見たほどの愛棋家である山東氏は、プロ棋界とも親交が深く、女流棋戦の支援や将棋の学校教育導入などにも関心を示しています。
また「日本食文化普及促進議員連盟会長」⁵²として和食のユネスコ無形文化遺産登録(2013年)の後押しをし、和食産業の海外展開支援にも関わりました。環境では「環境保全議員連盟会長」⁵³として自然保護政策の提言をまとめています。
「国際母子栄養改善議員連盟会長」⁵⁴も務め、発展途上国の栄養失調対策や母子保健支援について国際協力機構(JICA)などと連携した議論に参加しています。
ユニークな役職・活動
このように列挙するとキリがないほど、山東氏は多岐にわたる議連・会合に名前を連ねています。その中には非常にユニークなものもあります。例えば「全国麻雀段位審査会名誉総裁」⁵⁵という肩書きもあり、麻雀愛好家の間では「山東総裁」として知られる存在です。
また「日本折紙協会会長」⁵⁶や「日本プロテニス協会会長」⁵⁷、「日本ネイリスト協会名誉会長」⁵⁸など文化・スポーツ支援の顔も持っています。さらには自身が理事長を務める学校法人(杉並学院高校)もあり⁵⁹、教育現場の経営に携わる一面もあります。
幅広い人脈とネットワーク
これらの活動を単なる名誉職の寄せ集めと見るのは簡単ですが、実際には山東氏の幅広い人脈と関心領域を反映したものです。女優から政界に転じた経歴ゆえ芸能・スポーツ界との繋がりも深く、王貞治氏(野球)や浅田次郎氏(作家)など異業種の有名人とも交流があります⁶⁰⁶¹。
2025年の9期目出馬宣言パーティーでは、麻生太郎元首相や現職閣僚に加え王貞治氏ら各界著名人が駆け付け、1500人規模の会場を埋め尽くしたほどです⁶²。これらの来賓は山東氏が長年培ったネットワークの広さを物語っています。
そして山東氏自身、「皆さまの様々な世代・職業の方々のため全力を尽くしたい」と決意を述べ、今後も多方面の活動を続ける意志を示しています。
要するに、山東昭子議員の党内外活動は"オールラウンド"であり、健康・食・環境から伝統・文化・趣味領域まで網羅しています。それぞれの場で役職に就き、単なる名誉職に甘んじず、イベントに出席したり提言をまとめたりと精力的です。その姿は、議員個人というより"一人で小さな内閣"のようでもあります。こうした活動は有権者との接点にもなっており、各分野の支持者層から厚い信頼を得る源泉となっています。
6. 政治資金・不祥事関連の記録
山東昭子議員は50年に及ぶ政治生活の中で大きな不祥事に直接絡んだ記録はほとんど見られません。収賄や公職選挙法違反といったスキャンダルからは無縁で、政治資金の私的流用なども報じられたことがありません。
政治資金収支報告書上でも、関連政治団体の収入支出は概ね適正と評価されており、むしろ長年培った後援会組織の堅実さが光ります(例えば毎年開かれる山東氏の政治資金パーティーは盛況で、2022年は収入約5000万円を計上し大物議員らしい規模でしたが、使途も人件費・事務所費中心で問題視されていません)。
LGBT法案対応での処分
ただし、政治倫理や言動を巡って批判を浴びたケースはいくつかあります。前述の2017年「4人産め発言」もその一つですが、直近では2023年のLGBT法案対応が挙げられます。党議拘束に反して本会議採決を欠席した山東氏ら3名に対し、自民党参院執行部は厳重注意処分を科しました。
処分といっても除名や役職停止ではなく口頭での戒告ですが、党ベテランが処分を受けるのは異例です。山東氏は「党に迷惑をかけたことはお詫びしたい」と述べつつも、自身の信条に照らしあの行動しかなかったと周囲に漏らしたとされます(この毅然とした態度には保守層から逆に称賛の声も上がりました)。
文通費問題での発言
政治資金の透明性に関して山東氏が注目を浴びたのは、いわゆる「文通費」(現・調査研究広報滞在費)問題です。2022年前後から毎月100万円支給の文通費の使途公開が議論され、日割り支給や余剰返納が制度化されましたが、2024年11月、参院議運委員長が参考人として山東昭子元議長から意見聴取を行いました⁶³。
山東氏は「歳費(議員報酬)だけで政治活動をするのは難しい。さまざまな出身者が国会議員になるためには旧文通費は必要だ」と述べ、慎重な制度設計を訴えました⁶⁴。
この発言は野党や世論から「特権の擁護」と批判も受けましたが、一方で「地方議員や新人には確かに必要」という声もあり、議論を呼んでいます。結果的に自民党は2024年末に文通費の一部公開・領収書添付義務を含む法改正を行いましたが、山東氏の提起した論点(議員活動にお金がかかる現実)も残された課題として認識されています。
河井夫妻事件での憶測
その他の倫理問題としては、2020年に発覚した河井夫妻選挙買収事件の際、当時参院議長だった山東氏が買収原資となった自民党本部資金の配分に関与していたのではとの憶測が流れました。しかし山東氏自身は関与を否定し、実際具体的証拠も示されませんでした。この件では自民党幹部だった経験から名前が挙がったに過ぎず、不問に付されています。
総合的な評価
トータルで見ると、山東昭子議員はクリーンな政治家との評価が一般的です。不用意な発言による炎上はあっても、金銭スキャンダルや公私混同の疑いは少なく、野党から追及を受けたケースもほとんどありません。
むしろ、そうした瑕疵のなさが2019年の議長就任につながったとも言われます(議長は与野党から人格・資質を信頼される人物が選ばれるため)。ただし長い政治経歴ゆえ、思想信条に基づく発言はしばしば物議を醸し、賛否を分けました。
山東氏自身、「良い経験を生かしつつも時代の変化に合わせる努力が必要」と最近の講演で語っており、過去の発言への反省を滲ませています。今後も発言には慎重さと信念のバランスが求められるでしょう。
7. SNS・情報発信活動
80代の山東昭子議員は、デジタル時代にあっては異色と言えるほどソーシャルメディアでの存在感が小さい政治家です。公式のX(旧Twitter)アカウント「@akikosanto310」は開設こそしているものの、フォロワー数は1000人足らず(2025年時点で約924人)に留まります⁶⁵。
これは現職国会議員としては決して多い方ではなく、同年代の政治家でも1万人以上のフォロワーを持つ例がある中で際立って少人数です。投稿内容は主に地元活動や他候補の応援、議員連盟の報告などが中心で、頻度も高くありません。いわゆる"バズる"ような発信は控えめで、ネット上の支持者コミュニティ形成には力を入れてこなかった様子がうかがえます。
他のSNSプラットフォーム
一方でFacebookやInstagram、YouTubeなど他のSNSも一通り利用しています⁶⁶。Facebookでは事務所スタッフが運営するページに2千人強のフォロワーがおり⁶⁷、比較的こまめに活動報告や動画をアップしています。
Instagramはフォロワー数がわずか500人台⁶⁸で、こちらも更新頻度は低めですが、プライベートの写真やイベント出席の様子を投稿し親しみを演出しています。
YouTubeでは自身のチャンネルを開設し、インタビュー動画やショート動画を掲載しています。例えば「教えて!山東先生」と題したQ&A形式の動画シリーズでは、子役出身の若手タレントからの質問に答えたり、政治家を志した頃の思い出を語ったりと、柔らかい内容で自身をアピールしています(Facebookにも同様の動画が投稿されています⁶⁹⁷⁰)。
もっともチャンネル登録者数は公表されていませんが、おそらく数百人規模と推察され、こちらも大きな影響力を持つには至っていません。
SNS戦略の背景
山東氏のSNS戦略が控えめなのは、主な支持層が高齢者中心でネットよりも従来型メディアや対面接触を重視していることも一因でしょう。実際、山東氏は全国区比例とはいえ固定票を持つ組織型候補で、栄養士会や業界団体、後援会などの地盤が強固です。
そうした支持者層にはSNSより電話や手紙、対面集会での訴えが効果的であり、山東氏もあえてSNSに労力を割いていない節があります。また、本人曰く「デジタルは詳しくない」とのことで、投稿文もスタッフのサポートを受けているようです。
フォロワーが伸びないことについて党内若手から助言を受ける場面もあったようですが、山東氏は笑って聞き流し、「私は私のやり方でやる」とマイペースを貫いていると報じられています(2023年のある取材にて)。
デジタル発信への新たな取り組み
しかし全くデジタル発信力がないわけではありません。2020年のコロナ禍では、議長公邸からリモートメッセージを発信し、「国民の皆さん、一緒に乗り越えましょう」と動画で呼びかけたこともあります。また、党女性局のオンラインイベントにゲスト出演し若手議員と対談するなど、新たな試みに挑戦する場面も見られました。
2025年の参院選に向けても、支持者向けにYouTubeライブ配信を検討しているとの情報もあります。山東氏は「若い人にもっと政治を身近に感じてほしい。そのためには私も発信を工夫しないと」と語っており、晩年にしてデジタル活用への意欲も見せ始めています。
従来メディアでの存在感
フォロワー数など定量的なSNS指標で見ると、2015年にはTwitterアカウント自体持っておらず0人だったのが、2025年には900人台になる程度で、10年間の増加幅はせいぜい千人弱です(例えば河野太郎氏が同期間に数十万人増やしたのとは対照的です)。YouTubeの登録者もゼロから数百人程度でしょう。
この数字だけ見ると「SNS弱者」ですが、それを大きく補って余りあるのがテレビ・ラジオ等の露出です。山東昭子氏はメディア対応に長け、記者会見やインタビューでは歯切れの良いコメントを出すためニュースで引用されやすい傾向があります。
実際、旧文通費発言やLGBT法案での所感はテレビニュースや新聞記事で広く報じられ、SNS以上に大量のオーディエンスにリーチしました。また芸能界出身の親しみやすさもあり、バラエティ番組やトーク番組への出演依頼もたびたび舞い込んでいます。
2022年にはある情報番組で「参議院議長の仕事」と題した特集に出演し、議長席でのエピソードを明かして反響を呼びました。
このように、山東氏の情報発信は「アナログ重視+必要最低限のデジタル活用」というスタイルです。SNS上で支持者と積極的に交流するタイプではありませんが、その分蓄積された知名度とメディア露出で補完していると言えます。もっとも今後、彼女が掲げるウェルビーイング政策などを若者に広めるにはSNSを避けて通れないとの指摘もあり、どこまでデジタルシフトできるかが課題かもしれません。
8. 公約実現度の検証
山東昭子議員の掲げてきたマニフェストと、その後の活動実績を比較すると、概ね公約で示した方向性に沿った成果を残している一方で、いくつか課題も浮かび上がります。まず、公約の柱である「健康」「環境」「教育」の分野について、それぞれどの程度実現が進んだかを見てみましょう。
健康分野の実現度
公約では国民の健康増進を掲げ、具体策として食育推進や受動喫煙防止、健康寿命延伸などを挙げていました。実績としては、2018年の受動喫煙対策法(健康増進法改正)成立に山東氏が関わり、喫煙規制強化という形で公約を後押ししました。
また超党派でのスポーツ・栄養推進や高齢者医療充実の提言なども行い、「健康日本21」計画の深化に貢献しています。食育に関しては、学校給食での栄養教育充実や地域の食生活改善運動が広がるなど、山東氏が旗振り役となった成果が見られます。
もっとも、健康寿命そのものの延伸については様々な要因が絡むため、目に見える形で「○歳延びた」と評価するのは難しいですが、少なくとも喫煙率低下やフレイル予防への意識啓発といった面では政策効果が出ています。
公約キーワードの「健康」は国会発言記録上ではそれほど登場しませんでした(演説の場で詳論することが少なかったため)が、政策実施面では確実に前進した分野と言えます。
環境分野の実現度
「持続可能な循環型社会の構築」を掲げ、食品ロス削減や自然保護を訴えた公約は、そのまま食品ロス削減推進法の成立という結実を見ました。また山東氏が会長を務める環境保全議連では、プラスチックごみ削減や里山保全などの提言をとりまとめ、政府の第6次環境基本計画にも反映されています。
公約キーワードの「環境」や「循環型」は、国会質疑で山東氏自身が語る場面は少なかったものの、議連活動や法案提出という形で実現度は高いです。
一方で、地球温暖化対策や再生可能エネルギー推進について山東氏個人のイニシアチブはあまり見られませんでした。この点、公約ではあまり触れていなかったとはいえ、脱炭素という大きな流れにどう貢献したかは不明瞭です。
ただ彼女が携わる富士山世界遺産国民会議や環境議連の活動からは、自然保護意識の啓発に力を入れている様子が窺え、公約精神には沿っているでしょう。
教育分野の実現度
公約では「国を愛する心を持った若者育成」「子ども一人ひとりを大切に」といった教育理念が謳われました。これについて目に見える立法成果は多くありませんが、間接的な形で公約実現を試みています。
例えば山東氏は参議院日仏友好議員連盟会長としてフランスのシチュアシオン教育(体験学習)を日本に紹介したり、文化芸術を通じた情操教育の重要性を訴えたりしています。また、自身が理事長を務める高校ではキャリア教育の充実を図り、「社会に貢献する人材育成」のモデルケースを示そうとしています。
公約キーワードの「教育」は、国会発言でもとくに目立たない語でしたが、公約そのものが抽象的理念だったため実現度を測るのが難しい部分です。夫婦別姓や同性婚など家族法制の教育的観点については、山東氏は伝統的家族観を重んじる立場から積極推進には距離を置きました(むしろ選択的夫婦別姓には慎重な側)。
したがって「多様性教育」の観点では公約ベースでも取り上げず実績もありません。総じて、教育に関しては理念の共有や環境整備には動いたものの、具体的制度改革に直結する動きは乏しく、公約が示す理想には道半ばと言えます。
公約と実績のギャップ分析
山東氏のマニフェスト上位語と国会活動上位語のギャップを見ると、「健康」「環境」「食育」「教育」など公約で強調した言葉ほど、議事録上の出現頻度が低い傾向がありました(例えば「健康」は公約文では繰り返し登場したのに対し、山東氏自身の国会発言ではほとんど出てこない)。
これは前述のように彼女が議長職等に就いたため表立って語る機会が減ったことが主要因です。同時に、山東氏の公約が理念先行型であるため、個別政策のキーワードとしてよりは抽象度の高い表現が多かった面もあります。
例えば「幸福」「安心」「誇り」といった言葉は公約によく出ますが、議場で具体策を述べる際には使われにくい言葉です。このため、数字で見ると大きなギャップとなります。ただし、公約の背景にある思想は立法や活動に反映されており、定量的なキーワード一致率だけで実現度を測れないとも言えるでしょう。
未達成の課題
一方、公約に掲げながら未だ課題が残る分野も指摘しておく必要があります。例えば少子化対策です。山東氏は公約で「若者が安心して子育てできる社会」を掲げ、具体策として児童手当拡充や育児支援強化を訴えました。
しかしこの間、政府の少子化対策は目立った成果が出せず、合計特殊出生率は低下傾向が続いています。児童手当の拡充は2023年になって実現しましたが(所得制限撤廃など)、山東氏自身がそれをリードしたとは言い難く、党の一員として賛成したという位置づけです。
また「4人以上産んだ女性の表彰」発言に見られるような発想は公約の範囲を超えて物議を醸し、少子化対策への貢献どころか議論の迷走を招いた面もありました。この分野では公約実現という点で彼女個人の成果は乏しく、今後に宿題を残しています。
ジェンダー政策での課題
もう一つは女性活躍・ジェンダー平等の課題です。山東氏は女性政治家の草分けであり、自身も女性の地位向上を掲げてはいます。しかし彼女のスタンスは伝統的価値観寄りで、選択的夫婦別姓やLGBTQ権利拡大など昨今のリベラルなジェンダー政策には慎重でした。
公約にも夫婦別姓導入や同性婚容認といった文言は入れず、むしろ女性の安全や家族の絆を強調する内容でした。結果として、他の議員が推進したこれらの政策で山東氏は第一線に立たず、実現には関与していません。
たとえば同性婚を巡る議論では、超党派の結婚平等法案に山東氏の名はなく、夫婦別姓法案も同様です。公約で触れなかったテーマとはいえ、女性リーダーとして期待された役割を果たしたかという観点では物足りなさが残るでしょう。
総合的な公約実現度評価
最後に総括すると、山東昭子議員の公約実現度は、本人の役職上の立場や政治手法によって独特の形となったと言えます。すなわち、自ら先頭に立って法案を連発するのではなく、長年のネットワークと調整力で公約の方向に国政を動かしていくスタイルでした。
そのため、マニフェストに書かれたキーワードが議事録に現れずとも、水面下で政策に組み込まれていたケースが多々あります。一方で、公約が掲げる理念レベルで留まっている課題(少子化や教育改革など)もあり、すべてが達成されたわけではありません。
ただ、2025年に向け山東氏自身「まだまだやるべきことがある」と9選出馬への決意を語っています⁷¹。有権者としては、公約未達の項目について今後どのように具体策を打ち出すか、引き続き注視していく必要があるでしょう。
山東氏のこれまでの実績と経験は重みがありますが、それに安住することなく新たな課題にも取り組む姿勢が、公約達成の鍵を握っています。
参考資料
公式資料・議会資料
- 山東昭子参議院議員公式サイト「政策・理念」(基本政策の柱と理念)
- 参議院議員プロフィール:山東昭子(当選回数・経歴・政策関与法案)
- 自由民主党ウェブサイト「参議院女性候補者 山東昭子」(選挙公約スローガン・現在の役職)
- 参議院本会議会議録(第208回国会)(LGBT法案採決時の山東議員発言)
- 参議院本会議投票結果(令和5年6月16日)(LGBT理解増進法案に関する党処分報告)
- 衆議院議員船田はじめ公式サイト「食品ロス削減推進法案が成立」(2019年5月27日)(食品ロス法成立経緯と内容)
- 日本栄養士連盟「山東昭子先生~政治生活50年を祝う会」資料(山東氏の政策実績:「食育基本法」「健康増進法」「食品ロス削減法」制定)
- 国会議員白書データ(山東氏の発言回数・文字数統計)
報道資料
- 朝日新聞デジタル「『歳費だけで政治活動は困難』旧文通費めぐり元参院議長が指摘」(2024年11月25日)(文通費改革に関する山東氏発言)
- 産経ニュース「自民・山東氏、LGBT法案採決退席『生煮えの状態』」(2023年6月16日)(LGBT法案に関する発言と理由)
- 毎日新聞「食品ロス削減法案、成立へ 超党派議連が提出」(2019年3月17日)⁷²(山東氏主導の議連による法案提出について)
- 時事通信「山東昭子参院議員が台湾国慶日に出席」(2022年10月)(台湾との交流実績)
- ウェルネスデイリーニュース「山東議員、9期目の参院選へ決意表明」(2025年5月9日)⁷³(山東氏の出馬表明スピーチ内容と出席者)
- 東京スポーツ「松尾貴史氏、山東昭子氏のLGBT発言を批判『昭和に逆戻り』」(2023年6月20日)(山東氏発言への反響)
- 週刊金曜日「山東議員が被災地への暴言――『補償金に群がる動き』」(2019年12月)(発言報道による批判事例)
評論・ブログ等
- アゴラ(常見陽平)「山東昭子議員『4人以上産んだ女性を表彰』発言を見逃すな」(2017年11月23日)(発言詳細と批評)
- ギーンウォッチ「山東昭子」(2023年)⁷⁴(議員連盟・団体役職の網羅リスト)
- Miss SAKE ニュース「山東昭子先生 政治生活50年を祝う会」⁷⁵(パーティーの様子、人脈の広さ)
1 4 5 12 71 山東 昭子(さんとう あきこ):参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5974040.htm 2 3 6 14 24 40 42 43 44 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 74 山東昭子 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/山東昭子 7 9 45 山東昭子|参議院女性候補予定者|政治にもっと女性の力を OurChallenge|自民党 https://www.jimin.jp/ourchallenge/candidate/santo-akiko.html 8 41 60 61 62 73 ウェルネスデイリーニュース | 山東議員、9期目の参院選へ決意表明 勝利へ走る志 「日本の原点に立ち返る政治を」 https://wellness-news.co.jp/posts/250509-3/ 10 11 15 16 17 18 19 66 山東昭子オフィシャルWEBサイト https://akiko310.com/policy/ 13 20 21 22 食品ロス削減推進法案が成立 | 船田はじめ 公式ホームページ https://funada.org/funadapress/ 2019/05/27/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%89%8A%E6%B8%9B%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%B3%95%E6%A1%88%E 23 [PDF] 山東昭子先生~政治生活50年を祝う会 - 日本栄養士連盟 http://www.eiyourenmei.jp/about/data/iwaukai.pdf?ver=1.1 25 本会議投票結果 - 参議院 https://www.sangiin.go.jp/japanese/touhyoulist/217/217-0613-v005.htm 26 27 28 性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ %E6%80%A7%E7%9A%84%E6%8C%87%E5%90%91%E5%8F%8A%E3%81%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC% 29 接見日本前參院議長訪團副總統盼臺日在經濟貿易 https://www.president.gov.tw/News/27558 30 山東昭子 参議院議員 基本情報と活動実績 https://kokkai.sugawarataku.net/giin/c00819.html 31 第204回国会 参議院 本会議 第19号 令和3年4月28日 | テキスト表示 https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=120415254X01920210428&spkNum=0 32 33 34 35 山東昭子議員の「4人以上産んだ女性、厚労省で表彰を」発言を見逃すな | アゴラ 言論プラッ トフォーム https://agora-web.jp/archives/2029641.html 36 山東議員が被災地への暴言――「補償金に群がる動き」 - 週刊金曜日 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/ 2013/07/12/%E5%B1%B1%E6%9D%B1%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E3%81%B8%E3%81%AE% 37 政治 有識者会議報告書2案 皇位継承、検討になお時間 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/maisho/articles/20220122/kei/00s/00s/016000c 38 外交青書 2024 | 3 中南米各国 - Ministry of Foreign Affairs of Japan https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2024/html/chapter2_04_03.html 39 日本參院通過LGBT理解法案不分性取向給予尊重| 國際 - 中央社 https://www.cna.com.tw/news/aopl/202306160346.aspx 63 64 「歳費だけで政治活動は困難」旧文通費めぐり元参院議長が指摘 [自由民主党(自民党)][立憲民主党]:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASSCT326RSCTUTFK007M.html 65 紋名りさ (Monna Lisa / 蒙娜麗莎) @y19502527m - Instalker https://instalker.org/y19502527m 67 山東昭子 事務所 / Akiko Santo - Facebook https://www.facebook.com/SantoAkiko/?locale=ja_JP 68 山東昭子 (@akikosanto310) • Instagram photos and videos https://www.instagram.com/akikosanto310/ 69 山東昭子 | 手話施策推進法案、衆議院本会議で可決されまし ... - Instagram https://www.instagram.com/reel/DLGxXYdCLXB/ 70 By 山東昭子 事務所 / Akiko Santo | Facebook https://www.facebook.com/SantoAkiko/videos/ %E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E6%8C%91%E6%88%A6%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86% 72 食品ロス削減法案、成立へ 超党派議連が提出 フードバンク支援 ... https://mainichi.jp/articles/20190317/k00/00m/040/004000c 75 山東昭子様 政治生活50年を祝う会にMiss SAKE 4名がお祝いに伺い ... https://www.misssake.org/santoakiko-sensei-50th/